まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

芥川龍之介の「桃太郎」がドイヒー過ぎて笑えた

書評なんてするあれじゃないんですけどね。

まぁ、ちょっと聞いてくださいよ。

最近、PCにKindleアプリ入れたんですよ。

まぁ、リイド社の「クリベロン」っていうエロ雑誌で三条友美先生が「家畜人ヤプー」の連載を開始したからなんですけども。

comicクリベロン Vol.47 [雑誌]

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でね、これまで電子書籍といえば、SonyのReader Storeしか利用したことがなかったんです。

そのReaderStoreの電子書籍を活用してるのか?と言われたら、そうですね、そんなに活用してないかも。

これまでに読んだ作品も、オキテネムルばくおん!!エクストリーム中学生…あとは、セクシィ仏教セクシィ古文読んだり、天地明察のぼうの城鴨川ホルモーとか…

あら?意外と電子書籍読んでる?(笑)

まぁまぁ、そんな感じでしたが、Kindleには手を出してなかったんですよ。

で、話を戻して…クリベロンを読むために、Kindleアプリをダウンロード、インストールしたんです。

まぁね、せっかくインストールしたKindleアプリのライブラリにエロ本しか並んでないっつーのもあれなので、なんかいいのないかな?って探してみたら、これがあったんですよ。

しかもゼロ円

ゼロ円のネタバラシ

はい、なんつーことはない、「青空文庫」でした。

青空文庫ご存知ですか?

青空文庫 Aozora Bunko

青空文庫 - Wikipedia

大学時代に、オノマトペ研究するのに、銀河鉄道の夜を使ったなぁー。

なつい*1。秋なのに。*2

はっ!いかんいかん、ノスタルジーにひたっていては。

青空文庫というのはですね、簡単にいうと、著作権の切れた作品をWEB上でテキストにして公開してくれている、ありがたいサイト?サービス?なのです。

今回、Kindleストアにね、この青空文庫の作品が転がってまして。

それも膨大な量が。

芥川龍之介夏目漱石太宰治といった有名どころはもちろん、柳田国男とか折口信夫なんていう、民俗学の権威の名前まで並んでますよ。

金はなくとも暇はあるアタクシにとっては、アリの門渡り渡りに船っつーことで、即ダウンロードですよ。

桃太郎をベースにした別の話?

ダウンロードした中に、この芥川龍之介の「桃太郎」がありまして。

読んでいきました。

まぁ、骨子は皆さんがご存知の通り、「桃太郎」です。

ページ数も5ページくらい?電子書籍なんで、文字の大きさでページ数は可変なんですが、とにかくスッと読めちゃいます。

15分もあれば読めるでしょうね。

いやー、しかし、ヒドイ。

お決まりの「むかしむかし」で始まった、この桃太郎、登場人物がヒドイ。

そして、桃太郎のおとも。

犬、猿、雉。

こいつらがどうやって、家来になったのかも見どころ、いや、読みどころでございまして。

肝心の鬼退治部分も、「え?え?」となることでしょう。

映像化はできるだろうけど、完全にバイオレンスアクションになるでしょうなぁ…。

猿、いや、エテ公。あの野郎なんざ、鬼の○○を××する際には、必ず▲▲するっつーね。

いくらこのブログがチラシの裏と同レヴェルだとしても、書きたくないくらいの行為に及ぶわけですよ…!!

予習ではないが予習にどうぞ。

さてさて、芥川版「桃太郎」を読む前に、ぜひとも頭に入れておいてほしい作品があります。
まずはこちら。

あえての4巻のみ。
「セクシーコマンド―外伝すごいよ!!マサルさん」4巻に収録されている「ものたろう」は芥川版「桃太郎」にテイストが似ています。
元々の桃太郎よりも、芥川版「桃太郎」からインスパイアされているのでは?と思うほど。

お次、どうぞー。


水曜日のカンパネラ『桃太郎』

はい、こちらは「水曜日のカンパネラ」の「桃太郎」。
きびだーん♪きびきびだーん♪は一度耳にしたら、あなたが眠りについて翌朝起きた後も、今週いっぱいは頭から離れないでしょう。

おわりに

と、いうことで今回の「電子書籍万歳」いかがでしたか。

遅れてきた読書の秋。

皆さまも有意義にお過ごしください。

現場からは以上です。

Kindle for PC (Windows) [ダウンロード]

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Kindle Paperwhite 32GB、マンガモデル、Wi-Fi 、ブラック

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ももたろう (日本傑作絵本シリーズ)

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あと、宣伝です。

僕の大好きな中川ホメオパシー先生のマンガが、単行本になりました。

正統派の変身美少女戦士ギャグマンガの「干支天使チアラット」。

干支天使チアラット (LEED Cafe comics)

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そして、オモコロで連載され、そのカオスっぷり、ドイヒー(褒め言葉)っぷりから、単行本化は不可能であると思われた「バトル少年カズヤ」。

バトル少年カズヤ (LEED Cafe comics)

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特に、バトル少年カズヤは、単行本化自体が奇跡だと囁かれております。
ご興味ある方はぜひ!

omocoro.jp

*1:懐かしい、の意

*2:夏にかかってます。