さて、つい先日宮ヶ瀬ダムに愛車、ストリートトリプルRxで出かけ、「バイクとダムの組み合わせってサイコーだな!?」と、そんなの当たり前じゃん的発見、いやこれは再確認?した、ちょんハリ師匠です、どうぞ4946(シクヨロ)
で、で、で!!
またも行きました!ダム!!
が!が!が!
が!しかし!
今回はバイクではなく、クルマで行ったのです。
「テメーコノヤロー!!あれだけバイクで回るとか大見得切っておいて、結局イージーな方向に流れたな!?」
と、おっしゃる人が、そしてこのブログを見てくれている人が、果たして何人いるのでしょうか?
正直、私には想像もつきません。
って、何の話を書いているんだろう?
本沢ダムに行ってきました
はい、車で。
最近不祥事続きの三菱自動車、コイツの燃費は大丈夫かな~、なんつって。
えぇ、本当はコイツで行きましたよ。
でも仕方なかったんだよ。
だって・・・
本沢ダムに続く道、二本とも二輪通行禁止だったんですもの…。*1
ね?ね?クルマで行くしかないでしょ!?
ほらほら、無料駐車場もあるんだよ!
ということで、肝心の本沢ダムの写真を掲載しておきましょうかね。
写真右側の堤体は、こんな感じです。
先日の宮ヶ瀬ダムに比べると、「なんだ、単なるため池か…」と思われがちですが、このダムは、フィルダムというもので、重力式コンクリートダムとはそもそも作り方が違うんですよ。
本沢ダムは、「発電専用」ダムであり、ダムのすぐそばにはこんな発電施設があります。
もっと寄ってみましょう…。
発電施設になんか書いてある…。
hitachi・・・ひたち?
この発電施設を背中に、津久井湖を見下ろすことができますよ。
津久井湖、すぐそばなんだなぁ。
本沢ダム周辺はハイキングコースになっていて、周辺を散策することが出来るんです。
散策してもいいよ!の割に、落石注意の看板が多い。
「城山」の文字にピンときた神奈川県民のあなた!あなたの勘は非常にさえている!
そう、津久井湖のダムは、城山ダムだね?(シラネーヨ!の方もついてきてー!)
このダムは、津久井湖から水をくみ上げて発電しているのですよ。(揚水ダム)
え?ダムに水をくみ上げるのは電気の無駄じゃないかって?
心配ご無用。
本沢ダムは夜間に水を汲み上げてるから。
夜間にくみあげる理由は大きく言って二つ。
一つ目、昼間は工場などの電力使用量が多いから。
電力使用量の多い時間には逆に、本沢ダムは、くみ上げた水で発電します。
二つ目、火力や原子力発電は、一度動き出すと停めるのが大変なんです。なので、夜間も発電しています。
また、電気は貯めるのが難しいので、一度発電すると、その電気は使ってしまったほうがよいのです。
ということは、夜間の電力使用が少なくなると、電気が余ってもったいないことになるんですな。
余剰電力の有効利用ってことですね。
この注意書きが示すように、昼夜の水位の差が激しい。
その差はなんと28メートル!それもたった5~6時間で変動するってんだから、大したもんだね。
あと、特徴といえば、このダムは洪水調節用のダムではないので、人為的に放流することができないんだよ。
この設備、余水吐(よすいばき)。
余分な水が、境川に流入する仕組みになってます。
本沢ダムは昨年からダムカードの配布が始まったのですが、本沢ダムそばの発電総合制御所(さっきの発電設備のところ)か、津久井湖記念館でゲットできます。
本沢ダムからはわずか2キロ…バイクで来るときの楽しみに…
出来るわけないよね!
我慢が出来たら、まだ仕事続けてるっつーの!
ってことで、ダムカードゲット。
城山ダムは、2016年限定の50周年記念カードを配布中!!
って、左下、相模ダム!!??おま、まさか・・・!!
次回:裏切りの相模湖につづく
本沢ダムへの行き方。
国道413号線、都井沢交差点(三叉路)で曲がる。
津久井湖から来た場合は左折。相模原から来た場合は右折。(ステーキガストが目印です。)
そのまま道なりに5分ほど走れば、無料駐車場へ出ます。
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