まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

僕のお気に入りプレイリストに10年以上入っているmodjo.

■いいものは色あせない。

今回ご紹介するのは、modjoというアーティストのアルバム、タイトルはずばり「modjo」です。

読み方は「モジョ」ですが、「喪女」ではござらぬ。

モジョ

このアルバムのリリースは2001年。ですから、もう10年以上も前の作品ですね。

2001年といえば、僕がまだ大学生だったころです。

そのときに聴いていたCDが、未だに僕のクルマに乗っているんですよ。

いい音楽は、時間が経っても色あせないというのは本当だと思います。

いつだって、初めて聴いたときの気持ちが、まざまざとよみがえって・・・

まざまざと・・・は、よみがえってこない。

あら?

まぁでも、思い出とセットになってたりはしますよね。

昔の家族のクルマ「シャレード」の車内では、ヤマタツ(山下達郎さん)*1や、フィル・コリンズ*2ドゥービー・ブラザーズスタレビスターダスト・レビュー)や、そうそう、オフコースもかかってたな。

ON THE STREET CORNER 1

ON THE STREET CORNER 1

ONE & MILLIONS

ONE & MILLIONS

昔のクルマって100㎞/h超えると、キンコン♪キンコン♪って鳴って。さらに当時のディーゼルターボだからグォーーン!!つって、よく言えばにぎやか、はっきり言うと「うるさかった」んですよね。(笑)

ってな感じで、今でも彼らの曲を聞くと、当時の事をうっすらとですが思い出したりします。

こんな思い出とともに、僕の音楽的嗜好はカーステで育まれたのだと、勝手に思っています。*3

「音楽が思い出とセット」の話で、もうちょっとだけ自分語りをすると、先ごろ紹介したTortured Soulは、その当時好きだった人と一緒に、ブルーノートに観に行ったりしてます。

なので、聴くと、若干切なくなることもあるんですよね・・。思い出とセットっていうか、これじゃあフラッシュバックじゃん。

フラッシュバック・ディスコじゃん。*4

やっぱり、どうでもいい話ですね。

photo by harry_nl

■爽快なフレンチハウス。

さて、ようやく本題です。modjoは、ヤンとロマンの二人からなる、フレンチ・ハウスのユニットです。

当時ダフト・パンクやエールを始め、フランスのクラブ系アーティストが猛威(?)を振るう中に、このmodjoの二人組もいたのであります。

クラブ系アーティストとは書いたものの、エレクトロ要素よりはむしろ、繰り返されるギターのリフと、ディスコティックな音が印象的でした。

そういえば、2013年にダフト・パンクが、ファレル・ウィリアムズナイル・ロジャースをフィーチャーした「GET LUCKY」は生演奏を前面に押し出した、ディスコティックな曲でしたよね。

ダフト・パンクはその後のアルバム「ランダム・アクセス・メモリーズ」で、ジョルジオ・モロダーをフィーチャーするなど、それまでのエレクトロ路線よりも、原点回帰ともいえることをやっていたのですが、似たようなことを10年以上も前にやっていたmodjo。

modjoの作り出す音楽、最先端のビートに乗せたディスコサウンドは、時代に対してカッティング・エッジ過ぎたのか?市民権を得られなかったのか?悲しいことに、ユニットは2002年に活動休止・・・。

1stアルバム以降、作品はリリースされていません。

■試聴のお時間です。


Modjo - Lady [2000] (Original Music Video from DVD source)

modjoの代表曲といえば、「Lady(Hear Me Tonight)」、「Chillin’」でしょうか。

BPMも早すぎず、どちらかというと少しゆったりめで、バイクよりは、オープンカーで聴くほうがしっくりくるなぁ、というのが僕個人の感想です。

そしてできれば、渋滞の中ではなく、流しながら聞きたいところです。

また、このmodjoの曲は、「一回聴いたら大体歌える英語の歌詞」満載の「歌ものハウス」であることも、素晴らしいと思います。

歌ものハウスでノリがよく、しかもわかりやすい「英語」の歌詞である。

僕と同じく、全国のシンガーソング・ドライバーのみなさんに、ぜひとも聴いて、そしてクルマの中で歌っていただきたい。

そんな観点からもう一曲、僕のオススメを。


Modjo - On Fire

modjoの「On Fire」。

わかりやすいカッコよさ!サビは気合入れて歌いましょう!(笑)

・・・うん、まぁでも、modjoの曲が似合うなぁ、と思うオープンカーでやると、「おひとりさまリサイタル in 車内」が周りにダダ漏れするんですけどね;

以上、modjoのご紹介でした。

Modjo

Modjo

ランダム・アクセス・メモリーズ

ランダム・アクセス・メモリーズ

*1:しかも変態一人アカペラ←(尊敬の念をこめて)の「On The Street Corner」!これをかけてた親父のセンスたるや!

*2:ジェネシスはかかってなかった

*3:お袋のフォークソングの影響も多分にあります。

*4:違うし、それは電気グルーヴだし。カムバックはしてほしいですけども;