まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

さよならは突然に。

何から伝えればいいのか。

分からないまま時は流れて。

これは、ラブ・ストーリーは突然に。の歌いだしだね。


2015年9月25日。

それは、僕の33回目の誕生日。

33回目の誕生日、とはいっても、特別な何かが起こるわけでも、特別な誰かがいて、一緒に過ごすわけでもない。

書類の上で年齢がインクリメントされるだけ。

今年もそうなると思ってた。

■一目ぼれだった。

君を知ってから、君と付き合うのにふさわしい男になろうと、そう決めて、いろんなことを学んだ。

すでに知っていることでも、丁寧に、一から。

それこそ、タイ米はたいて、いやいや、大枚はたいて、恥も外聞もなく。

この年になって何かを始めるのは、それなりに勇気のいることだった。

でも、日を追うごとに、君との距離も縮まっている気がして・・・、それに、昨日よりも今日、今日よりも明日、ゆっくりとそして着実に成長している自分を感じるのは悪い気分じゃなかった。

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■いろんなことを教えてくれたよね。

ようやく君と付き合える、君に触れられる!となったのは、初めて君のことを知ってから、3か月経ったあの暑い日だった。

街中でも目を引く君の姿。オレンジが映える、魅力的な君。

僕は、憧れの君と手をつなぎ、浮かれて、文字通り地に足がつかない状態。

片足で立っているのがやっとの状態だった。(笑)

今でも忘れないよ。

付き合い始めの頃、タンキな君にギクシャクして戸惑うこともあった。

雑に扱って、その反動に驚かされたりもしたっけ。

でも、君と一緒にいろいろな景色を見たことはこの先も記憶に残り続けるだろう。

なんてったって、僕にとって、君は初めての、タイセツな・・・。

■まわりはイロイロ言うけれど。

君とそういう関係になる前。

長く付き合っていけるのかは未知数だとか、手がかかるし、金もかかる、ということを聴いていた。

自分がほれ込んで選んだのだから、その辺は覚悟してたつもりだった。

でも、その覚悟は全くの杞憂に終わった。実際はそんなことなかった。

とても素直な君。

杞憂どころか、それ以上の素晴らしい体験をもたらしてくれた。

一目ぼれから始まっているから、少々の細かいことは気にならなかったよ。

だから、まさかこんなにも急にお別れがくるなんて、思ってもみなかったよ。

君より先に、僕が涙をにじませちゃうなんて、バカだよね。

悪いのは君じゃない。すべては移り気な、自分のせいなんだ。

なんでだろう、こんなに申し訳ない気持ちになるのは。

もっと頑張って、おしゃれもさせてあげればよかった、一緒にもっと遠いところまで行けばよかった。

別れが近づくと、急に惜しくなる。

なんとも、現金じゃないか。

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■ようやく、話せるときがきたよ。

はい、要約しますと、DUKE君を手放しました。

走行距離はおよそ6000㎞。

全然乗ってませんね。

あれだけ惚れぬいたDUKE君。

去年はこんな記事を書いてましたね。

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そこまで好きだったDUKE君を手放す。

涙なしには書けません。

しかし、こうして書いてみると、バイクってのは、つくづく女性に似てるような気がします。

まぁ、DUKE君と書いちゃってるので、この記事を上から下まで読むと、あれ?腐女子が歓喜する展開なのかな?と思っちゃいますけれど。

やらないか。・・・やらねーよ。

単気(タンキ)筒ということもあって、発進時のアクセルワークも気を遣ったなぁ。

でも、軽いボディは、初心者の僕でもとても扱いやすかった。

簡単に倒せて、ちょっとワイルドな気分も味わえたし。

↑あ、女性に対しての僕の態度じゃないですよ?DUKEというバイクについてを書いてますよ?簡単に倒せてってのは、ベッドに押し倒してとか、そんなわけではないですよ?

え?・・・えぇ・・・え?はい。童貞ちゃうわボケ!!とだけ書いておきます。*1

前戯・・・濡らし運転・・・じゃないや、慣らし運転もしっかりやったなぁ。

安易な下ネタはやめたほうがいいやね。

えぇと、「バイクってのはなんだか女性に似てる」って話に戻すと・・・バイクは丁寧に乗ってるからといって、ずっと機嫌がよいわけではなく。

また、他人に、勝手にまたがられたりすると、しばき倒したくなる。

勝手にバイクにまたがるってのはね、例えていうなら、これはね、寝取るようなもんですよ!!人のナオンに勝手に手を出す奴なんて最低ですよね!マジサイテー。

・・・はい、すいません。(?)

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さて・・・一年という短い付き合いではありましたが、前評判というか、最初に聴いてたような、オイル漏れやサスからのオイルにじみはありませんでした。

クーラントがぶっしゃー!ヒャッハー!ってのもなかったなし

なぜか異常に少なくなってることはあったけど。

・・・こっそりおもらししてるのかも;

でも、KTMといえば、「水回り」に何かしらの不安を抱えている、という噂を聴いてたのに、僕を乗せて走ってくれたDUKE君においてはそれはなく(もしくは気づけなかった?;アブナイ。)。

いい個体にあたったんだと思っています。

ナンバーも、今だから書きますが、「ね 7779」という非常にいい数字をもらい。

ね(こ) 7779.

猫 なーなー鳴く。

「犬派」の僕でもすげー覚えやすい(笑)

そう、DUKEに乗りたくて、中型免許もとったんだよなぁ。

30過ぎてから新しいことに挑戦できるとは、思ってもみなかった。

何より、DUKEに、バイクに乗ることで、生活の質?というか、また一つ自分の心を解放する手段が増えたんですよね。

だからこそ、まさか、こんなに急に別れがくるとは思ってもみませんでしたね。

不満はなかったです。

軽いし、曲がるし。

何より、150センチ後半、160センチない、身長の低い僕でも楽しくはしらせてくれたDUKE君。

感謝の気持ちでいっぱいです。

よく、男と女で、恋愛に対する向き合い方が違うって、言うじゃないですか。

女性は今の恋愛を前の恋愛に上書きしていくけど、男は新しい恋愛のために、記憶領域を一つ作るって。

まさにそんな感じ。

ありがとう、DUKE君。

君との思い出は永遠だ。

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スカイネット 1/12 完成品バイク KTM デューク390

スカイネット 1/12 完成品バイク KTM デューク390

拳銃と目玉焼の志郎みたいに、バイクのプラモ作るかな・・・。


っていう記事をね、書いてたんですよ、シルバーウィーク中に。

そしたら、雨が降って、27日に延期になってしまった、というわけなんですよ。はい。

でも、ここまで書いて書き直すのもめんどくせ、ってなったので、そのまま公開しました。

わはー、手抜きだー。

*1:逆にDT臭が漂う