まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

フェスに持っていくバッグを考える。(氣志團万博・フジロック1日参加用)

■俺はリュックでフェスに行く。

さて、前回の記事で、僕がフェスにどのような持ち物を持っていくか、そしてどのようなカバンに入れていくか、という記事を書きました。

そのなかで、キャラバンのコンパクトデイパック2をオススメしたのですが、これを選んだ理由を皆様にお伝えしようと思います。

なお、今回の記事では、日帰りのフェス、または行動用ザック、サブザックとしてのオススメです。

宿泊で参加する場合には向きませんので、あしからず。

2014/08/26 追記:イイトコばかりではなく、弱点も書いておいたよ!!

photo by tos_mura

■キャラバンコンパクトデイパック2でフェスに立ち向かう。

まず、皆様にお伝えしたいのは、わたくしが現役ボーイスカウトのリーダーであるということ。

そして、フェスが大好きである、ということ。

小学生から始めたボーイスカウトも、今年で20年になりました。

そんな話はどうでもよい・・・。

まぁ、とりあえず、そんな経歴をもつ僕が、コンパクトデイパック2を選んだ理由を箇条書きにしていきます。

興味のある方だけ、読んでくれたらそれでいいです。

コンパクトデイパック2とは。

日本の老舗アウトドアブランド、キャラバンが販売する、パッカブル(折りたたみ)デイパック。

しかし、ただの折りたたみと侮る無かれ、そこには、スタンダードな、がっちりしたデイパックにまさるとも劣らない素敵な秘密が隠されているのだ。



1.圧倒的な軽さとコストパフォーマンス。

まずですね、非常に軽い。

普通のデイパックは、フレームを内蔵していたりするので、確かに背負うと楽なんだけど、重いんです。

その点、コンパクトデイパック2の重量は約260gと、超軽量!!

そして価格が非常に良心的なんです。

高くても4000円しません。

フェスって、ただでさえチケット代高いですからね、できるだけ、装備にお金はかけたくないでしょ?

でもね、悲しいことにね、アウトドアの装備って、お金のかけ方と、装備の充実度は比例するの。

かといって、フェス貧乏は避けたいよね。

そこで、このコンパクトデイパック2ですよ、奥様。

パッカブルなバッグを販売しているのは、キャラバンだけではありません。他にもミレーやら、マムートやら、ラフーマやら、エーグルと、やたら長音乱れるオサレ系*1アウトドアブランドがありますが、「オサレ代」のせいか、価格は若干お高めです。

もちろん、そういったブランドは、機能も優れていますが、コンパクトデイパック2に比べるとやはりお高め・・・。

大体1000円くらい違います。これだけ違うと、1食分違うのです。

バッグのために、フェスごはんを我慢するほど悲しいことがありましょうか!?

・・・はい、悲しいことは、ほかにも同時間帯に好きなアーティストがカブる、みたいなこともありますけれども、フェスごはん、楽しみたい・・・でしょ?

だったら、1日に缶ジュース一本分貯金すれば、およそ一か月分の貯金で手に入る、コンパクトデイパック2、手ごろではないですか!?


photo by Capture Queen ™

2.カラー展開が豊富。

とにかく、カラー展開が豊富なのよ。

なななんと、なな七種類!!

  • 100グレー
  • 190ブラック
  • 227ピンク
  • 335オレンジ
  • 550グリーン
  • 683ウォーターブルー
  • 770パープル

これでイエローとレッドがあったら、モノノフに人気出るよ!キャラバンさん!!
(まぁ、僕は緑と紫があるから、すでに満たされてはいるけれども。)

デイパックのつくりがシンプルなだけに、これだけのカラー展開があるのはうれしいよね。

僕は迷わず緑を買ったよ。


photo by graham.james.campbell

3.バッグの外側のヒモ(バンジーコード)が超便利。

バッグの外側に、バンジーコードが付いています。バンジー?その響きの通り、中にゴムかなんかが入ってて、伸び縮みするんです。

こいつが、まぁ便利なのよ。

たとえば、急に雨が降り出したら、カッパとか、レインウェア着るじゃん?

雨あがったら、レインウェアぬぐじゃん?でも、また降ったらどうしよう・・・。

そんなときに、小さくたたんで、とりあえずバンジーコードに挟んでおけば、また降り出した時にもすぐに取り出せるんですよ!!

他にも、帽子を挟んだり、100均で買うような小さいライト付けといたり、雨具じゃなくてもタオルや薄手の上着を止めたり、使い勝手がいいんです。

キャラバンは、コンパクトデイパック1、そしてコンパクトデイパック3も販売しているけど、便利なバンジーコードが付いているのは、このコンパクトデイパック2だけ。


4.意外と入る!容量20リッター!

フェスの荷物って、意外と多いでしょ?

そんなときでも、このデイパックは20リッターと、「たためるデイパック」としてはなかなかの容量を確保しているんです!!

あ・・・・。

紹介するの忘れてたけど、このデイパック、折り畳めます!!

かさばりません!!

一番大事なこと書き忘れてたよ;

折りたためる上に、この容量は他のブランドでもなかなかないんだぜ。

全然興味なかったけど、フェスに来てファンになったアーティストのTシャツが急にほしくなっても、20リッターあればその他の荷物があっても入っちゃうよ!!

ちなみに、20リッターあれば、荷物の入れ方、つまりパッキングさえきちんとすれば、軽いハイキングもこなせます。


photo by Kentaro Ohno

5.ウエストベルト付きで、移動も楽ちん♪

わたくし、キャラバンが代理販売している、「SEA TO SUMMIT」のウルトラライトなパッカブルデイパックも持っています。

この商品は驚くほどコンパクトで薄くて軽いんだけど、どうしても、我慢しなくちゃならないものもある。

特に、ウエストベルト。本格的なごついベルトではないけれど、このサポートがあるだけで、全然違う。

まず、移動時にバッグの余計な横揺れが抑えられる。

そして、ウエストベルトがあると、肩のみで背負わなくて済む。

つまり・・・体力の消耗を軽減できる ⇒ ライブへの体力配分が増える!!

さらに、これだけで終わりじゃないですよ。

このウエストベルト、左右のベルトの長さを調節できるんです!!

片方のベルトは調節可能、というザックもある中、折り畳みで、この値段で、ベルトの長さを調整できるもの、なかなかないと思います。

やったね☆


6.サイドのメッシュポケット、フロントポケットで、荷物を整理!

コンパクトデイパック2には、両サイドにメッシュポケットがついています。

ペットボトルを2本さしてもよし。

片方にペットボトル、片方にはケータイ(スマホだと落ちるかも。僕はガラケーだからピッタリ!!)でもよし。

そして、このサイズにしてフロントポケットまでついている!!

このポケットには、すぐ取り出せるように、懐中電灯や、ばんそうこうを入れておくと、色々とはかどるぞ^^


photo by joebiologyuni

7.ファスナーでガバっ!と大開口☆荷物が取り出しやすいぞ!

ファスナー式のバッグは、開くとリュックの3分の2程度、ガバッ!!とあけることが出来る。

ガバっと開けられるリュックは、荷物レイアウトもしやすく、また、リュックの底深くに入れてしまったな・・・という荷物でも、比較的楽に取り出すことができる。

探す手間が省けると、時短になるし、何より「あの荷物どこ行った?」からも解放される!!


8.ショルダーベルトにもメッシュ使用!通気性がいい!

しもたー、ウエストベルトのところで書けばよかった。

まぁいいや。

他にも、コンパクトで、パッカブル*2なリュックは数あれど、4000円しない値段で、ショルダーベルトにまで気を配っているものは、そうそうないと思う。


9.高耐久性のリップストップナイロンを使用!!

みなさん、フェスです!野外です!

土をつけずに荷物を置くところがどれだけあるでしょうか?

自分で椅子を持ち込むなどしなければ、地べたにおく機会が増えます。

おしゃれカバンなんか、持って行ってみなさいよ。

地面に置いたらすぐに「汚洒落」カバンになりますよ!?

その点、コンパクトデイパック2は、耐久性の高い素材を使用しているから、ちょっとやそっと乱暴に扱ったところで、壊れません。

ま、壊れはしないものの、汚れはするけどね・・・;


10.キャラバンという、通好みのブランド。

最後は、コレ。

あまり、フェス会場でキャラバンのアイテムを持ってる人を見かけないような気がします。

まぁ、遭遇してないだけでしょうけど・・・。

キャラバンは、トレッキングシューズから始まったメーカーで、コーポレートサイトにも載っている通り、1954年から半世紀以上も続いている、老舗中の老舗。

[キャラバン] Caravan C4 02 0010402 335 (オレンジ/24.0cm)

[キャラバン] Caravan C4 02 0010402 335 (オレンジ/24.0cm)

確かに、オシャレなアウトドアメーカーも多いです。

キャラバンがオシャレじゃないとは言いません(だって、7色カラー展開とかすごいだろ?)が、それ以上に、登山靴メーカーとしての実績、何より、日本のメーカーとして、細かいところまで行き届いた配慮を、僕はこのデイパックから感じます。


一応書きます、コンパクト・デイパック2の弱点。

すげぇ魅力的な商品ではありますが、過度な期待を持たれて、「てめぇコラ違うじゃねぇか!オイコラ!タココラ!」みたいな話になるのも嫌なので、弱点も書いておきますね。

  • 背面サポート(かばんと背中が当たる部分のクッション的なもの)がないので、角ばった荷物は背中に刺さる。
  • 荷物が少ないと、かばんの形が崩れるほか、生地が薄いため、荷物に対する耐衝撃性はあまりない。

折りたたみ式のバッグなので、背面クッションがついていません。そのため、パンフなどのちょっとした角でも、入れ方によっては背中を刺激して、ちょっと痛いです。

また、コンパクト・デイパック2では、荷物がないと中で支えになるものが空気だけになり、生地も薄いため、外からの衝撃はあまり緩和されません。

割れ物系のおみやげを買う場合には注意が必要です。

折りたたみのため、どうしようもないところではありますが、荷物の入れ方に気をつければ、こうした弱点も充分にカバーできます。(例えば、フェイスタオルで包み込むような入れ方をするとか)

また、容量は20リッターと、少なくはありませんが、めっちゃ多い、というわけでもありません。

下着以外の着替えを持って行く場合はかさばらないものを選ぶ必要があります。

下着を入れる場合も小さくたたんで、衣類圧縮袋(僕は安いからジップロック)に入れて空気を抜いて圧縮するといいでしょう。

もちろん、クルマやクロークといった、「荷物拠点」があれば、着替えなどのあまり使わない荷物を預けてしまい、行動に必要な物だけをバッグに突っ込めばいいので、こうした弱点も大体解消されます。


最初は2、3個いいところ書いて記事をアップしようと思っていたんですが、書けば書くほど、この商品のすごさに気づいてしまいました。 そして、「この商品を選んじゃう、俺、間違ってなかったな!!」と、自分で自分を褒め称えているうちに、調子こいて長くなってしまったことをお詫び申し上げます。

というわけで、お役にたてれば幸いです。

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株式会社キャラバン−コンパクトデイパック 2

*1:に、なってしまった

*2:バカップルじゃないよ・・・