今、Twitterで話題になっているヒトがいる。
それが、「ノリコ」さんだ。
なぜ話題になったのかといえば、その斬新すぎるクラウドファンディングの利用にあった。
30歳になるまでに大型バイクでサーキットを走りたい。
ふむ…。
CampFireは、最近はやりのクラウドファンディング。
誰かの「やりたい!」に対して、資金援助、出資者を募るサービスだ。
ノリコさんのプロジェクト自体は、規約に引っかかるものではないし、きっと「やりたい!」という気持ちから生まれたものだろう。
でも、なぜなんだ…応援したいという気持ちよりも、「え?こマ?」と聞きたくなる気持ちのほうが勝ってしまうのは。
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まず最初に、ノリコさんのプロジェクト、なんだか長いのでノリPと略すことにする。
そして、断っておくが、ちょんハリ師匠は、ノリPも、ノリコさんのことも決してバカにしたりする気持ちはない。
ただし、ブログのネタにはする。(え?)
僕が感じている違和感、その理由、そしてどうしたらこのプロジェクトを応援したくなるのかを書く。
「こマ?」と聞きたくなる理由
プロジェクトの概要は、CAMPFIREをご参照いただきたい。
めっちゃ端折って、プロジェクトのゴールだけ書くと、
ノリコさんが、大型バイク(YZF-R6)でサーキットを走る。
ということだ。
ん?それだけ??
それだけだ。
30歳になるまでにその夢を叶えたいそうだ。
え?それって、お金があれば叶うよね?
そうだよ、お金があれば叶うけど、お金がないからクラウドファンディング利用してるんだよ。
…。
夢の実現に障害となるのはお金のみなのか…いや、そんなプロジェクトっていっぱいあるよ。
それなのに、なんだ、このモヤモヤ感…。
ノリPのリターン
クラウドファンディングなので、リターン(見返りみたいなもの)はもちろん、ある。
とりあえず、リターンを見てみようか。
ノリPは、ほかのクラウドファンディング案件と同様、出資金額に応じて見返りがある。
当然、出資金額が増えれば、リターンも業火に豪華になっていく。
一番高い金額(\300,000-)を出すと、ノリコさんが乗ってる「メガリ 250rLE」(リミテッド エディション)がリターンに!!*1
なお、9月12日現在のgooバイクでの「メガリ250r」*2の相場は30万前後であることを念のため付け加えておく。
その他のリターンとしては、
- ノリコさんの運転するバイクの後ろに乗れる。
- YZF-R6の試乗。
- ノリコさんが手作りするドリンク無料
- ノリコさんと一緒にツーリング
などがあるが、いずれも、南伊豆まで行かなくてはならない。
パトロンに出資 +αの負担が発生する。
これらはいずれも行使してもいいし、しなくてもいい、つまりは「権利」だね。
あと、
- ノリコさんが将来オープンするカフェの全メニュー無料
ってのもあるけど、注意書きで「オープン時期、場所未定」と書いてあって、掟ポルシェ氏も真っ青の白目になった。
バイクでサーキットを走るよりも、「南伊豆でライダーズカフェをオープンさせたい」のほうがいいんじゃないかな…。
それなら、応援してもいいかも、という気持ちどころか、ぜひ出資させてほしい、という気持ちになれるかと。
現在のままで、応援したいと思う…?
今のところ、僕はノリPに対してお金を出そうという気持ちがありません。
ごめんなさい。
なぜか?リターンに魅力的なものがないから?確かに、僕は現状のリターンに魅力を感じない。
まず、サーキット走る写真は公開してくれるそうだけど、サーキットで走るときに同行できるわけじゃないみたいだし…。
そうなると、実際にR6買うのかも怪しくなるんだよね。
なぜ「黄色いR6」限定なのか?
ヤマハの黄色い車体にこだわりがあるのか??
いや、そもそも、今所有しているメガリではなぜダメなんだろうか…。
ちょっと待てよ、リターンには有効期限も設けられてる。
30歳になる前日までにリターンによって得た権利を行使しなければいけないし。
それより前に、ノリコさん結婚、事故ってバイク乗れなくなったりしたら、有効期限前でも権利は効力を失って行使できず!ということも。
すげぇゲスい考えだと…、
知り合いに黄色いR6を持ってる人がいる。
↓
ノリコさんまたがり―、写真パシャー。
↓
ノリコさん、ヘルメット被りー、ツナギ着ー、写真パシャー…
↓
R6のサーキット走行写真を活動報告として公開。
(実際は同じヘルメット、ツナギを着けた別人が乗ってる)
↓
夢がかなったありがとう!(実際は調達資金にほとんど手がつかず、懐に)
なんつーことも、ないとは言い切れない。
ダメだ、疑心暗鬼になってるよ。
一旦、疑いの目をクリアにしよう。
そして、長くなりすぎたのでいったんぶった切ろう。
全く関係ないけど、昔、「典子は、今」って映画見たことを思い出したよ。
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