まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

3時間目:両足なんて、つくわけない。【バイクの免許取るよ!身長160センチないけど。】

■前回までの復習

アチェンジが!ブレーキが!クラッチレバーが!
手足がバラバラで、ギクシャクしてました。

■エンジン、始動!!

さぁ、初走行の日がやってまいりました。

技能教習2時間目。

っちゅーことでね、早速跨がりますよ、バイクに。

サイドスタンドあげーの、またがりーの・・・

おや?足が地面に着きません。どうしたことだ。

そう、私は身長が160センチに満たないばかりか、手足も短いのです。

でも、心配はノンノン!

のんのんびより 湯のみ のんのんびより

のんのんびより 湯のみ のんのんびより

片足がつけばよいのじゃ。

ちょんはり師匠、裸足のときの股下は70センチくらいなので、片足だけはつきます。

片足、べったりかかとまで地面につくわけではないですが、それでも車体をちゃんとまっすぐに立てられていれば問題ない。

なので、身長が160センチなくても教習車には乗れるぞ、安心してくれ。

さて、気を取り直して、ミラー調整しーの、キーをONにまわしーの・・・セルスイッチをポチっとな!

はい、これでバイクのエンジンに火が入るわけでありますな。

■ゆるゆると発進。

またがるCB400は「マニュアル車」なので、クラッチレバーを握りこみ、半クラ状態にしながら発進します。

半クラ

普通自動車免許をとるときにもやりましたなぁ。

半クラ、全然ムズカシイことはありません。

クラッチを通じて動力を伝達し始める、俗にいう「ミート」する場所で、クラッチレバーの握りをいい感じにできるかどうか。

これが半クラ、これだけが半クラ


教習所で役立てて欲しい動画 エンストしない半クラの方法 - YouTube


教習所で役立ててほしい動画 クラッチスタートなどについて 鬼の半クラ - YouTube

教習車としてよく使用されているCB400は、教習仕様でデチューンされているとしても、エンストはしにくいし、トルクもある方だと思う。

おお、動く、うごくぞい。

クラッチ操作も問題なし。

エンストもなく、ぬるりと発進したことで、マニュアル免許とっててよかったなぁ、と思った瞬間だった。

photo by Zalzadore

けれども、エンストするときは、するんだなぁ、これが。

考えられる原因は次の通り。

1.クラッチレバーを離すのが早過ぎる。
2.エンジン回転数が低すぎる。
3.発進時に後輪ブレーキがっつり踏んじゃってる。

こんなところかな。

あとは、焦って操作してプスン・・・とか。

そうそう、教習所独自?のエンスト原因としては、毎回乗るバイクが決まっていない、というのもあるかも。

確かに乗る車種は同じだけども、これまで他の教習生がどうやって走っていたのかとか、クラッチがミートする瞬間の握り込み具合とか、ブレーキの効き具合、サスの沈み具合、ホンの少しずつだけど、一台ずつ違う。

双子の姉妹(兄弟)と夜を共にするときと同じように、確かに見た目は似ているかもしれないが相性と、具合が・・・いや、やめよう、やめておこう。
例えがエゲツナイ。(じゃあ書かなきゃいいのに。)

とにかく、教習所では、毎回「ちょっとずつ違う」バイクにまたがる。

なので、まずはエンジンから動力が伝わる感覚がどんなものか、慣れること。

教習バイクごとに異なる、「クラッチのミートする瞬間」、「ブレーキの効き方」を、早く掴むことが大事やと思うねんけど、どないやろ?

photo by StePagna

普通自動二輪の加速、減速時のクラッチ操作

この操作も、感覚としては、ほとんどマニュアルの4輪車と変わらなかった。

ただひとつ違うのは、二輪車は「転倒する」おそれがあるということ。

バイクの場合は、生身で乗ってるわけですから、こけると怪我する可能性があります。(そりゃそうだ)

加速時には、スムーズにシフトアップをして、クラッチも素早くつなげる。

しかるべきスピード、エンジン回転数が合っていれば、ぐんぐん加速していく。

そして、特に気を付けたいのは、実は減速時だと、僕は思う。

加速時には、素早くアクセルを戻してクラッチ操作をすればいい。

ただ、減速時には、充分な減速が出来てないと、下のギアに変速したとたん、強い変速ショックで、ガクン!!となることもある。

変速ショックを少なくするには、充分に減速してシフトダウン&回転数を気にしつつのクラッチ操作がキモやで、駆動。

これが、マニュアル車の運転経験がある人間なら、エンジン回転数をどうするか、クラッチの操作をもっと慎重に、という対処が取れるのだけれども、いかんせんオートマしか運転したことありません、となると、回転数?となるかもしれない。

こればっかりは、慣れて感覚を掴んでください、というほかない。。。が、要は減速がちゃんとできてりゃいいのよ。

あと、そうそう、これは二段階になるとやるんだけど、40km/h以上からのブレーキング、急制動という教習がある。

このとき、ブレーキをおもいっきりかけると、タイヤがロックして超危険。

何度も書くけど、二輪はこけます。タイヤがロックすると、その危険性も増します。

■教習所の外側コースをぐるぐる~。

初めてのバイク教習は、加速・減速に慣れる、ということで、教習所の外側コースをぐるぐる回ってました。

30分以上、ひたすら。

初めてだったけど、きっちり教習所内の制限速度、4速40kmまで使ったぜい。

もちろん、走っているのは自分だけじゃなく、4輪の教習生もいる。

教習所内とはいえ、譲り合いの精神と、「教習所内だからこその、危険」に気をつけながら走りましたとさ。

次回:スラスラスラローム、クラクラクランク、あとS字。