普通自動二輪MT第1段階も大詰め。
第1段階も残すところ2回である。
さぁーて、今回の課題は!?
■オートマ車教習
はい、来ました。二輪のオートマ車。
今回の教習車は、いつものCB400SFではなく、SUZUKIのスカイウェイブ400。
ビグザムスクですね。ちゃんと書こう、ビッグスクーターです。
このスカイウェイブ、海外だと、バーグマンという名前に変わって販売されているそうです。へぇー。
*1
バーグマン、ハンバーグ師匠ではありませんよ?(どうでもよいですね)
正直に書くと、自分はあまりビッグスクーターにいいイメージを持っていません。
いやむしろ、バイク自体ではなく、乗っている人に対して、と書くのが正しいのです。
・・・なぜかについては、あえて書きませんが。
■MT車より重く感じる、AT車の取り回し
さぁ、早速乗ろう!と思って、スタンドを外そうとするも・・・
おっもっ!!
クソ重いじゃねーか!!
当然取り回しにも苦労する。
MT二輪のときは、腰をタンクにつけて、少し自分により掛かるような感じでバイクの取り回しを行うことができましたが、ビグスクにはタンクがないので、この取り回しに一苦労・・・。
MTでは、タンクに腰を当てると、ハンドル位置も自分に近くなるし、何よりバイクとカラダを密着させることができるので、小柄な自分でも動かすことが出来ました。
が、ビッグスクーターは、シートとハンドルの間に「すきま」があります。
腰をしっかりシートに当てると、ハンドルから手が少し遠くなり、胴以外は全体的に短い自分には、とてもつらかった。
しかも、シートがね、腰の位置より少し低いんだ、これが。
もちろん、コツもあるんでしょう。でも正直、こんなに重いとは予想もしていなかったよ・・・。
■特筆事項は二つ
苦労してサイドスタンドを外し、シートに座ってエンジンオーン!ちょんハリ、オーーン!
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ビッグスクーターはMT車と構造からして違うので、取り回しも違えば、当然乗車スタイルもかわってきます。
これは見た目にも明らかですな。
1.ニーグリップきかない
さて、ライドーーン!!したはいいけども、まずはニーグリップがききません。
MT車では下半身をバイクとしっかり密着、とくに燃料タンクを膝ではさみこむことでコントロールしやすくなりましたが、AT車ではこれが通用しない。
だって、タンクがシートの下なんだもの。
ではどうするか?
シートにしっかりとすわり、ケツグリップをきかせ、そしてステップ・・・、足を置く部分で踏ん張るようなイメージで、車体を安定させる。(巡航時はそんなに意識しなくて平気)
足の短い自分は、これも大変でした。
とにかく、MT二輪車と違って、手以外でバイクとカラダが設置している部分が少ないAT二輪なので、どうやって安定させるかということにほんとに苦労しました。
2.半クラがないので低速走行が難しい。
AT車は、MT車よりも、アクセル開けてから、動力が伝わるまでの応答速度に若干のタイムラグがある。
自転車でも経験あると思うけれど、二輪車というのは、走ってスピードがあるときは安定させやすい。ジャイロ効果ってやつか?
でも、低速時に安定させるのは、とても難しい。
さらに、AT二輪車は、アクセルを閉じると、急速にスピードが落ちる・・・減速という意味ではなく、とたんに加速をやめる、という書き方のほうが正しいかもしれない・・・。
MTは、アクセル閉じてもクラッチを切ると、動力が伝わらなくなる = エンジンブレーキも効かなくなるので、意図的にタイヤを転がしやすいけれども、AT車は違う。
アクセル弱めて「速度を変える」意識が必要なのかな、と。
このスピード調節が自分にはすごく難しく感じた。
速度出ない→安定感失う→最悪こける。
そしてこけました。クランクの同じ所で三回も。
教官も思わず、「学習しようよ。」と、苦笑い。
「ま、MT教習で来てる人は、あくまで体験みたいなもんだけれども」って言われましたが・・・。
■もう二度と乗りたくないよ、ビッグスクーター
ほんとは良くないんだけど、おなさけではんこをもらってしまったちょんハリ師匠です。
三回もこけたし、こけたら起こしにくいし。
何よりビグスク、ダセーし。(あくまで個人の感想です。)
あ、でもホンダのNM4はカッコイイと思う。直線基調のメカメカしたデザインは好き。
(あと、バイクにデュアル・クラッチ・トランスミッション載せてるところとか)
かっこいいから、これなら大型免許とって乗ってもいいかなぁなんて思うこともあったりなかったり。
でも、積極的にビッグスクーターに乗ろうと思うことは、多分無いかな。
まぁ、大型二輪取ろうと思ったら、否応なしに乗らなきゃいけないんだけど・・・。
*1:2014年2月から、日本でもバーグマンの名称でバーグマン200が販売開始されました。