まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

仕事で大失敗したときの精神的ダメージを減らす方法。

仕事で大失敗しました。

誰だって失敗はあるけれど、今回やった自分のミスはひどかった。

詳しくは書けないが、消してはいけないデータを消してしまった。

ダメだ、もう取り返しがつかない・・・と思った。

こんなとき自分は、ただひたすら落ち込んでしまう。

中途半端に責任感は強いから、一度落ち込むと、立ち直るまでがやたらメンドクサイ。

どうやったら落ち込まずに済むか?

そんなの簡単さ。

ミスをしなければいい。

それだけ。

でも、現実問題、そんなの無理だよね。

じゃあ、考え方を変えよう。

落ち込みダメージを減らす方法・回復を早める方法。

すべてパーフェクト、完璧超人なんて、なろうと思ってもなかなかなれるもんじゃない。

じゃあどうするか?

仕事はなるべくパーフェクトを目指せ、でもミスったとき、そのダメージをどうやって減らすか、どうやって立ち直るか。
その方法は用意しておこう。

photo by Joachim S. Müller

なぜ落ち込んでいるのか。

そもそも、なぜ落ち込んでいるのか。

仕事でミスったから。それはそうだ。

でも、それだけでこんなに苦しいのか。

自分が落ち込む要因はなんだろう。

  • 自分のミスで他人に迷惑がかかった。
  • ミスをしたのはたしかに自分だが、あまりに心ない言葉を言われた。

迷惑をかけて「申し訳ない」という気持ちと、キツイ言葉で、「自分の人格が否定」されたような気持ち。

この二つが「負の化学反応」を起こして、自分のココロにとてつもない負担をかける。

それこそ、「生きててゴメンナサイ」と思うほどに。

悪いのは自分ではない。

悪いのは、自分のやったことだ。自分の仕事がダメだったのだ。

自分は、悪い奴じゃない。生きてていいんだ。たしかに、デカイ失敗だった。でも、そんなことで人生に絶望することはない。

悪かったのは、「今回やった仕事」。他の仕事もダメだったか?それまで、立派に頑張ってきただろう?誰も見てなくても、自分は見てきた。

そりゃあ確かに、抜けてると思うこともある。

でも、頑張ってきた部分も、ダメなんてことはない。

ついつい俺ってダメなやつだな、という思考になりがちだけど。

頭のてっぺんから、爪先までダメなのか?違うよね?いいところもいっぱいあるよ。

寂しいことに、今、自分の周囲に「そんなことないよ。」と、手を差し伸べてくれる人がいない。

だからこそ、自己嫌悪に陥って、余計に自分で自分を追い込んじゃダメだ。

いや、誰かによって手が差し伸べられていたとしても、最終的には自分で自分を許すしか無い。

photo by Leyram Odacrem

自分のミスで人は死んだか?

自分の仕事はプログラマー。システムのバグが、もしかしたら、人の命を奪ってしまうことが、完全にないとはいえない。

もし、今回のミスで、人が死んでしまったらどうか。

失われた命について、これは取り返しがつかない。これは迷惑をかけるどころではない。

でも、人は死んでいない。

データは入れなおせば済む。

エライ人が頭を下げれば済む。

自分が怒られれば済む。(確かに、怒られるのは辛いが、悪いのは自分なんだから覚悟しろ!!)

エライ人の給料が高いのは、頭を下げる金額も含まれている、なんてことを聞いたこともある。
(だからといって、ずっと下げてくれるわけではない)

あとね、余程のことでないと、そんなにカンタンにクビにはならないんだよ?

だから、今回のミスは取り返しがつくんじゃないか?

5秒だけ後悔してもいいことにする。

仕事のミスは、仕事で取り返すしかない。

やってしまったこと、起こってしまったことは「仕方ない」。
「どうしようもない」し、「過去に戻ってどうすることもできない」んだ。

だから、そこにとらわれるべきではないんだ。

落ち込んだまま仕事をしても、いいことはない。もともと低いパフォーマンスが、余計に落ちるだけ。

後悔するのは5秒以内。やってしまったことについて、反省は充分にするべきだけれど。

でも、その反省を、次の仕事の糧にするんだ。

もう、こうならないように。

photo by leg0fenris

自分が落ち込んだときの対処法

落ち込んだら、落ち込みそうになったら、こう考えるようにしよう。

  • 人が死なない限り、仕事の取り返しはきく。
  • 己の人格が否定されているのではない。
  • 自分を追い込むのも自分。手を差し伸べるのも自分。

そして、こうして記事にしているうちに気づいた。

  • なんで落ち込んでるのか、落ち込みそうなのかハッキリさせる。

落ち込んでる理由がわかると、どう対処すればいいのかもわかってくる。

不安というのは、対処の仕方が分からないから出てくるもの。
先が分からないから、未知のものに直面すると、不安になる。

でも、どうすればいいか、分かりそうなら、それに乗っかってみればいいじゃないか。

と、いうことで仕事のミスを取り返してきます!!

会社・仕事・人間関係で「もうダメだ!」と思ったとき読む本

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