無職になって一か月
時の経つのは早いもので、光陰矢の如しとは、よく言ったもんですな。
仕事らしい仕事、デスクワークらしいデスクワーク、プログラマーらしいプログラミングをしなくなって一か月が経ちます。
あ、プログラマーらしいプログラミングは在職中からできていたか若干あやしいですが;
さて、この約1か月での身の回りの変化について書いていきましょう。
退職で変わったこと。
まあ、まずは金銭面ですよね。
出ていくばっかりです。
ですから、余計なものを買わなくなりました。
あぁ、あのとき親戚に150万貸していなければ、もう一台バイク・・・オフロードバイクが買えたのに少し楽に暮らしていたのになぁ。
…。
なんてね。
貸したお金っつーのは、あげたも同然だよ。
と、前の職場の上司が言っておりました。*1
ですので、回収は半ばあきらめております。
財政面での変化は、自分の浪費癖に多少歯止めがかかった感じでしょうか。
ストレスが激減した
以前から、頭皮の湿疹に悩んでたんだけど、会社を辞めてから、これが嘘みたいにキレイさっぱりなくなった。
あと、夜もしっかり眠ることができるようになって、体の調子もよくなった。
身体の調子がよくなったら、なんか運動したくなってきたので、今はまたしっかり運動をするようになってるんだけど、これにより体重が3㎏減った。
あ、ちなみに会社に入ってからの5年で体重が10㎏増えました。
結局何キロなのかはショナイでお願いします。
前回退職時と違うこと
やめたっつーことでね、失業保険の受給申請を出してきました。
前回の退職時には、即職業訓練校の説明会に行くなど、次に向かうためのアクションを起こしていましたが、今回の退職では、それがまったくない。
6年前は辞めたときに、手に職を!!っつーことでね、新たなスタートを切ることができたんだけど、今はまるでその勢いがない。
これは非常にヤバイ。
あ、お金はなぜかそこそこあるので、当面生活に困るようなことはないんだけれど・・・こんなことでは良くない。
だって、33歳独身男性、稼ぎもなく、クルマやバイクにももクロにうつつを抜かしているなんて、結婚どころか恋愛要素もゼロじゃないですか?
ま、恋愛はどうでもいい。*2
だが、この無気力はよろしくない。
ここから愚痴
えーとですね、まず、4月に入ってインフルエンザにかかってたぽいです。
かかってたぽい、というのは、病院に行けなかったからです。
でも、39度近くまで発熱し、そのあと急激に寒気を感じる、全身が倦怠感に・・・え、これインフルじゃね?ということで。
家から一歩も出ずに、というか動けずにおりました。
今はもうすっかり大丈夫なんですが、インフルエンザとはいっても、死ぬ可能性ありますからね、今回みたいに己の体力と免疫力だけでどうにかしようなんて、よいこはマネしちゃだめだぞ!
さて。
なぜ僕が病院に行かなかったのか?これには、前職の社長にしてやられていたからです。
僕は、有給休暇を消化して*3からやめたんですよ。
でね、3月に退職、離職票に記載された離職日も3月の日付になってました。
その離職票が届いてから、国民年金と、健康保険協会の保険継続をしようと動いたんです。
驚愕の事実が発覚
退職後の健康保険については、国民健康保険のほか、自分がそれまで加入していた健康保険を任意継続するかが選択できます。
ただ、任意継続する場合、健康保険の資格喪失日から20日以内に届け出をしなくてはなりません。
退職からすぐだったので、当然継続できるはずですよね?
結論から書きますと、任意継続できませんでした。
離職票に記載された退職日の1か月前に、健康保険を解約されていたのです。
そればかりか、厚生年金も退職日の1か月前に解除されていたのです。
つまり、僕は有給休暇消化期間中なのにも関わらず、無保険で引継ぎをしていたし、さらには国民年金も未加入状態だったんですね。
区役所の窓口で年金の申し込みをしているときにこれが発覚して*4、年金課の担当さんに、「通常考えられない。」とまで言われましたよ。
「あのタヌキ社長が!」とか、「クソ野郎が!!」みたいな、最低な言葉遣いでしか表現できないどす黒い感情がむくむくと胸の内に広がっていったのは言うまでもありません。
そのときに保険の切り替えがうまくできなかったため、インフルエンザ罹患時には無保険。
しかも手持ちのお金が5000円しかなく、ふらふらで銀行にも病院にも行けない状態。
やむなく己の体力に頼るほかなかったのです。
マジで死ぬかと思った。
退職するみなさんへ
僕のようなクソみたいなケースはマレだと思いますが、各種の手続きは退職時ではなく、在職時からコツコツとすすめましょう。
特に、健康保険は任意継続か国民健康保険かで、年間ウン万円の差になったりもします。
最後の最後に、クソ社長だったな、ということを思い知り、今は気持ちを切り替えて、「あの会社を辞めて良かった」と思うようにしています。
本来は必要のない気持ちの切り替えかもしれませんが。
皆さまもお気を付けくださいませ。
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