最近話題?の、10歳のYouTuberについて、ふーんとか、へぇー、なんて思ってたら、過去に下書きにしたままの記事を発見。
たいして読み直しもせずに、公開する。
■公開するか迷った末に・・・。
会社や学校に行きたくない!の「後ろ向き」な解決方法を考える - まるでちょんまげハリウッド
以前、こんな記事を書いたけど、実は、この記事から消した部分がありまして。
それが、今回の記事です。
若干、内容を修正して公開することにしました。
■学校に行きたくない君へ。
誰しも経験あるだろう。
行きたくない理由は、勉強がメンドイとか、嫌いな先生がいるとか、行くといじめられちゃうから、なんてのかな。
もちろん、僕にも学校に行きたくないと思ったことあったよ。
♪ちっちゃなころからちっちゃくて、15で成長止まったよ。
―チビチビ背丈の子の歌(ギザギザハートの子守唄っぽく)
小学生の頃。
僕は転校を二回している。
広島 → 宝塚(兵庫)の時には、近所にすごく人懐っこい男の子がいて、その子のおかげで、すぐに友達が出来た。
ただ、兵庫 → 横浜のとき。
友達はすぐできたんだけど、身長低い僕はさ、「てめー」とか、「チビ」とか、言われるようになった。
小さいことは自覚してたけど、人から言われる経験ってのは・・・悪い意味で「チビ」と言われたことはなくて。*1
これが都会の洗礼か・・・!?小学生の僕は、そんなことは考えなかったけどもwww
「おいチビ」、「こらチビ」って、何かにつけてクラスの女子から言われるのさ・・・ 今考えると、ご褒美いじめっぽくない!?
正直なところ、うんざりしてたよ。顔を見れば、何かしら言われるわけだし。*2
でも、しっかり学校には行った。
なんでかなぁ。
思い出せないけど、当時*3ガンプラが好きで、クラスにプラモに詳しい奴がいたんだよ。
そいつと遊ぶのが楽しかったからかな。
聞くところによると、今のイジメってもっと陰湿だったりするので、僕みたいにうまいこと転がっていくのは稀なのかもしれないね*4
■何をしに学校にいくのか?
勉強をしに行くため?
それだけかなー。
友達と話したり、遊んだり、昼飯が楽しみだったり、風に揺れる女子のスカートを見て邪な気持ちに揺さぶられたり、夏場にブラウスから透けるブラのラインに「無駄に」ドキドキしたり、嫌いな先生に呪詛を・・・
と、まぁ、行けば何かしらあると思うんだよね。
もちろん、好きな教科があって、それを目的に!ってのはとても素晴らしいわけなんですが。
■学校に行かないなんて、もったいない。
例えば嫌いな教科があったり、嫌いなやつがクラスにいるかもしれない。
それでも、行かないなんてもったいない。
行けば、何かしらある。
何より、人との出会いがある。
中学や高校は、3年間同じ「学年」という船に揺られて過ごす。
でも、途中でクラス替えがあって、それまで知らなかった人とも話す機会が増える。
そうすると、それは新しい出会いになる。
そこで作った友達は、一生を通じて付き合う友達になる可能性がある。
学校に行かなかったことで、そんなチャンスを減らすのは、実にもったいないとは思わないかね、ワトソン君?
・・・と、偉そうに書いてみたけど、実際この辺りの付き合いを適当にやった結果、今ボクは寂しさのズンドコどん底にいるわけですが;
どうでもいい友達付き合いを大事にしとけば良かったな、という話。 - まるでちょんまげハリウッド
■出会いも楽しいこともない場合はどうしようかな。
学校で楽しいことがない。
こいつは、致命的だ。
でも、実は自分も学校生活で「すんげー楽しかった!!」という強烈な思い出はない。
特に、中学高校時代は。
一番、青春まっただ中のときに、僕は何をしていたのか・・・。
中学生の頃。
勉強はそこそこに、生徒会副会長になって、執行部の部屋でダラダラしてました。
生徒会執行部に入って、学校のイベントをこっそり裏で操るという、フィクサー的なものをやってみたかったから。
*5
高校に入ってから
バイトに明け暮れる毎日。部活はもちろん帰宅部バイト部。←そんなのない。
一番ハードだったのは、朝5:00から某ミスター「穴あきの小麦粉を練って揚げたお菓子」の仕込みを8:00までして・・・
それから、学校に行って体育の授業を受け・・・
2時間目をサボってスポーツショップにバイトに行く、という。
特別お金に困っていたわけではない家庭で育った高校生のやることではない・・・が、あの頃が一番自由にお金を使えたんじゃないだろうかと思った。
今思いだして書いてみると、もう、学校に行く、ってのは完全に暇つぶし、バイトの間の休憩時間目的みたいなもんだったね。
学生は勉学に励め。
ワタクシ、30歳を超えて、猛省しております。
あのとき勉強しておけばよかったな、と。
バイトで接客トークを覚えるくらいなら、英語の長文読解のコツでも覚えたほうがいい。MAJIDE。
学校で学んだことのすべてが実生活に役立つとは限らないけど、そのために勉強するわけではないと思う。
どの教科も少しずつ関連してるはずなんだ。
極端な例を出すと、漢字を読めないと算数の文章題が解けない、みたいにね。
極端な例だからね、これ。
とりあえず「卒業」しちゃえ。
いくら学校が嫌いだったとしても、暇つぶしでもいいから、高校までは卒業したほうがいいと思う。
経済的な理由とか、他に「やんごとない」事情が無い限りは。
その後の人生で「とりあえず」という選択肢を持ちたいなら、「とりあえず卒業」はしたほうがいい。
たとえば。
今、行くのがめんどいという理由から、高校中退しちゃったとする。
すると、最終学歴は中学卒業となる・・・。
不意にお金が必要となり、「しゃーない、バイトでもするか・・・」と思いたち、職に就こうとする。
就活でもアルバイトでも、ほぼ必ず書類選考がある。
そのとき提出するための履歴書は最終学歴が中学校卒業となる。
君をよく知る人は、君のいいところもいっぱい知ってるだろうけど、採用担当者からしてみたら、「中退」の二文字で渋い顔をするかもしれない。
その時点で不採用とされるケースは少なくない。
高校中退であるが故に。
■今がよくても、5年後10年後には・・・。
運良く、バイトに受かったとしよう。
その後、歳をとって、就職を考えた時、またこの「履歴書に中退」問題が発生する。
やっぱり、中退ってのは、ドロップアウトだからね、余程の理由がないと、紙の上での印象はあまりよくないんじゃないかな。
あとは、体力だけはあります、とか履歴書に書いても、20代の「体力だけはあります」と、30代からの「体力だけはあります」と並べられたら、まず年齢高いほうが落とされるよ。
断っておくと、卒業するのがエライ、というわけじゃなく、凡そ、人事の人たちからはそういう目で見られる可能性があるよ、ってことですんで。
おとなになった時に、どれだけ「とりあえず」があるか。
どんなに聞いたことのない名前の大学、あるいは有名大学を出ても、最終学歴は「大卒」になるんですよ。
就職するにしても、大卒以上ってことがあったりするんです。
とりあえず、就職しようかな、と思った時。
ほんと、「どうしようもない会社」しか残ってなかったとして。
その「どうしようもない会社」が応募資格に「大卒以上」って書いてたら、有名・無名関係なく「大卒」でないと、応募できないんですよ。
まず最初の要件を満たしてないことになるんですよ。
とりあえず、どこでもいいから就職してみるか、と考えた時に、選択肢がない。
あとは、第二新卒と呼ばれる、新卒でも中堅でもない年齢で転職考えた時。
中途採用するにはスキルに不安がある時なんかは、学歴見られるんじゃなかろうか。
■勉強して、何の役に立つんだろう?
これ、子供に聞かれたらどう答える?
僕は、「お前の人生のどこで役に立つかなんてわからん」と、正直に答える。
そうすると、子供は「役に立つか分からないことは、やる意味がない」と言うかもしれない。
ふむ、確かにそうかもしれない。
じゃあ、逆に聞こう、「やる意味のない勉強をしなくて良くなったら、何するの?」と。
遊んでしまう?遊ぶことで学んだことが、勉強よりも役に立つのなら、それもいいだろう。
でも、そんなのって稀だよ。
遊ぶんだったら、本気で遊びやがれってんだ。
遊びを極めて、それこそ遊んで暮らせる、否、遊びで暮らせるくらいにならないと。
■なぜ記事から削除したのか。
読み返すとさ、学歴云々の話って・・・色々こじれるじゃん・・・
自分も学歴にコンプレックスないか、つったら、多少はあんのよ。
多少だよ?
あとさ、読み手によっては、嫌悪感バリバリになる場合もあるじゃん・・・。
そういう人の神経を逆なでするようなこと、したくないからなんだよね。 もう既にしちゃってるかもしれんけど。
ついでに、ここに書いたことが万人に通用するとは思わないから。
なるべくなら、そうだよね、と共感してもらえるようなことを書きたいんだよ。
でもそうなってないから。
■じゃあ、なぜ公開したのか。
これは、今、僕が某組織…某イスカウトで受け持っている子供(高校2年)が、まさしく学校行ってないんだよね。
まぁ、僕はただのしがない某イスカウトのリーダーなので、人様の家庭のことまでとやかく言う資格はないんですが。
ただ、その子は経済的な問題もないし、友人関係に困っているようでもなかった。
16、17になれば自分で考えられる年齢だし、本当に他人が口挟むことじゃないんだろうけどさ、それでも、親でも先生でもない赤の他人だからこそ、言えることってあると思うんだよね・・・。
と、色々考えることがありまして。
今度、その子と会うときに、ある程度考えをまとめておかないと、と思い立ったのがきっかけだったんだよ。
備忘録というか・・・メモにしては長すぎるけども;
現場からは以上です。
これ書いたの、3年前かよ。