■人はそれを「小並感」と呼ぶ。
ビルボードライブ東京にThe Spandettesのライブを観に行きましたよ!
当日は、仕事もそこそこに、そこそこっつーか、朝からほとんど身が入らなかったし、片付いてないし。
いや、それはいつものことだけども。
珍しく早めに退社して観に行ったライブがね、これが最高だったんだよ。(出ました、小並感)
以前に紹介しましたが、カーラジオから流れる、The Spandettesの「Love Me Leave Me」に癒され、心をわしづかみにされたわけです。
その流れで、ビルボードライブ東京の初来日公演のチケットを予約しました。
■夕飯はチーズバーガー。
観に行ったのは、9月2日の2nd Stage。
カジュアルシートで座席をとりましたが、後から自由席にすりゃよかったと、後悔。(理由は後述)
カジュアルシートは、ミュージックチャージにプラス1000円でフードがついてきます。
チーズバーガー・・・写りが悪いですね・・・マンス―、マンスー。
六本木の夜景を見ながらの食事。
こんな素敵な空間に一人で来る。
このときほど彼女が欲しいと思ったことはありません。
(嘘さー、年中無休で思ってるさー☆)
まぁ仮にいたとしても、音楽で彼女のことなんかそっちのけになるよね、じゃあいいじゃん、いなくても。
(半分、嘘さー☆確かに音楽には夢中になるけど!)
この日は、途中までクルマで来ていたこともあり、アルコールは抜き。
烏龍茶で(一人)乾杯しました。
ま、あとで音楽でハイになれるから、問題ないでしょう。これがほんとのウーロン・ハイ!なんつって。
・・・正確には音楽でハイになるので、ウーロン関係ないね。
■待ってました!The Spandettes登場!
時刻は21:30・・・ついに、The Spandettesが登場!
まずは、バンドメンバーからステージにあがります。
今回はホーンセクションは来日しておらず、バンドの編成はドラム、ベース、キーボード、それにギター(スペシャルゲスト)でした。
そして、ヴォーカルの3人を迎え入れます。
ステージ上手から、Lizzy、Maggie、Alex。
Lizzyは白のスーツ、Maggieはスパンコールでキラキラ、Alexはブラックのシースルーのドレスでした。
素敵ー☆
ここで残念なお知らせ。
一曲目がなんて曲だったか忘れた。
記憶がぶっ飛んでる・・・;
■グルーヴィー&ハーモニー
今回のライブは、フルバンドではありません、
それでも、彼らのプレイはグルーヴィー。
現代のフリーソウルと呼ばれるのも納得。
そして、コーラスワークも、すばらしかった。
Alexは甘く、Maggieはしなやかに、Lizzyは力強く、そして、ときに繊細に・・・。
三人の声が重なって、聴こえてくるハーモニーが、とても心地よいわけです。
曲中の振り付けもSo Cute!!でしたよ。
以前、スティービー・ワンダーのコンサートに行った時もそうだったけど、海外のアーティストって、ダンサーじゃなくても、結構ノリノリで踊るんだよね。
それがまた、カッコよいし、またかわいくもあり。
この日は発売されたばかりの最新作、「Sequin Sunrize」から、多くプレイしてくれました。
もともとの楽曲がいいのもあるけど、それを生で聴けるんだから、やっぱ最高だね!
その場にいる、という空気感も含めてライブなんだよねぇ、と改めて実感しました。
ライブレストランは入れ替え制なので、1ステージが40~50分程度。
限られた時間の中で、Hunk Of Heaven、Dig Deeper、Automatic(すごい盛り上がった。)、Love Me Leave Me、Sweet & Saccharineなどなど、絶対聴きたい!と思っていた曲を聞くことができたのもまたうれし。
あれ、一曲目Hunk Of Heavenだったかも?やっぱ違うかも(笑)やっぱり記憶はぶっ飛んでる。
ショーの中盤では、ヴォーカルの3人が、自由席フロアをぐるりと回ってハイタッチしたり。
いいなぁ、自由席にすればよかったなぁ、と思ったのはこのとき。
カジュアル席は、価格がお手ごろだけど、2階席のような位置なので、ステージからはちょっと距離があるんです。
あぁ、自分がゴムゴムの実の能力者だったら良かったのに!!
ヨガ!!とか行って強Pで腕が伸びたらよかったのに!!
・・・と、楽しい時間は本当にあっという間に過ぎ、アンコールになっていました。
アンコールで、この日最後の曲となる「Sweet & Saccharine」まで、濃密なライブを楽しませてもらいました。
The Spandettes - Sweet & Saccharine (Acoustic ...
■I wanna see The Spandettes again!!
ショーのあとにサイン会があって、3人とちょっとだけ話ができたんです。
Twitterでリプのやり取りしたことを伝えたら、「Twitterネームは?」って聞かれて。
「シーエッチ、メイジ・・・」(さすがにあれでチョンマゲは無理があるって分かってるw)
と伝えたら、「知ってるわ!会えてうれしい!」って。
お世辞かもしれないけど、すごくうれしかったなぁ。
Maggieに、またSpandettesのショーを見に来たいよ^^って話してたら、「私もおんなじよ!またすぐにでも来たいわ。」だって。
中学英語レベル以下でも会話して(もらえて)ることに嬉しさ(とありがたさ)*1を感じつつも、「やっぱもう少し英語話せたらいな・・・」という変な欲求がちょっと湧いてきましたよ。
うーん、Maggieに、「真矢みきに雰囲気が似てる」ってボケて、ポカンとさせるくらいの英語を話せたらばなぁ。
で、「アキラメナイデ」って、言ってもらえたらなぁ。なんつって。
そして最後に「Have a Good Night!」と告げて、六本木を後にしたのであります。
クルマの中で反芻してた。
■世界をちょっとだけ近くに感じたよ。
へたくそな英語でも、なんとかなるっていいね。
あと、Twitterって思った以上にすごい。
リプが返ってくるとは思ってなかったけど、何より、本当に見てくれてるんだなぁ。
僕の好きな「今会えるアイドル」は会いにくくなってしまったけど、「いつでも会えるとは限らない外国のミュージシャン」とこんな風に接点を持って、近くに行って話して、少しでも同じ時間を共有できるなんて。
今まで30年生きてきたけど、そんな感動は初めてだったな。
この夜を境に、価値観がすごく変わった気がする。
今頃、彼らは空の上だろうか?
またThe Spandettesに会えることを願っている☆
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*1:と、心強さと