まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

未経験からWEBプログラマーに転職した話。「ちょんまげ流面接殺法の巻」 その21

前回の記事で、なんやかんや、面接まで進む方法を明らかにしてしまった私。

すでにお気づきの方もいるとは思うが、履歴書の作成に、マーケティングのエッセンスをそれとな~く忍ばせている。

さらにお気づきになった方もいると思うが・・・「マーケティングのエッセンス」、などと、横文字っぽいカクカクした言葉を使えば格好良いと思っている、そういう薄っぺらい男なのだ。私は。

勘弁していただきたい。

前回面接部分も書こうと思ったら、思いの外「履歴書」の内容が良い感じにかけたので、面接編を後回しにしてしまった。

今回はちゃんと書いていこう。

さぁ、今回も「採用担当」になった気持ちで、面接対策を行おうではないか。
大丈夫!転職忍者(?)ちょんハリ師匠の面接対策だよ!(このフレーズが使いたかっただけ)

photo by Veronica Belmont

面接での目的。

最終的な勝利は、「採用」の連絡をもらうこと。

では、採用となる条件はなにか?

そのまえに、採用を決めるのはいったい誰だ?

人事がOKといえば決定となるか、または、人事担当が選考した後に、さらに「上」の人間が最終的な判断を下すのが一般的だろう。

なるほど、ということは、一度、「人事担当のフィルター」がかかるのは間違いない。

さすれば―

人事担当には「いい印象を残す」ことが大切である。

そんなことは子供でも分かる。

だが、「いい印象を残す」だけではダメだ。

「採用を勝ち取る」のが目的であって、「いい印象を残す」のは勝利のための手段のひとつでしかない。

いい印象を残して、少しでも採用に近づこう。

どうか、目的を違えないでほしい。

photo by Jeyhun85

採用したいのは、どんな人?

逆転の発想をしよう。

雇ってもらえる人は、どういう人なのか、とかんがえるよりも、「どんな人間は雇いたくないか」を考える。

  • 話を聞かなさそう。
  • ちゃらそう。
  • コミュニケーションとれなさそう・・・。
  • くさそう。
  • 頭わるそう。
  • 自己PRと自慢話を勘違いしてそう。
  • 人生イージーモードだと思っていそう。

うむ、積極的には雇いたくないな?むしろ「一緒に働きたくない」よな・・・。

ということは、これの逆をいけばよいのだな!!??

どういう人と働きたい?

いい印象って一体何なのよ。何を残すのよ。

一緒に働きたい人ってなんなのよ。

これについては、採用担当によって、まちまちだろう・・・。
攻略本みたいな大見得きっておいて、申し訳ない。

とりあえず、WEBプログラマーに転職するなら、こういうところは抑えておきたい。

  • 清潔そう。(スーツがよれよれしてない、髪型さっぱり)
  • ハキハキしている。
  • 面接官の顔を見て話す。(鼻のあたりを見て話すのがいいと言われたことがある)
  • その会社がどんなサービスをやっているか、最低限調べる。*1

WEBプログラマーといえば、なんか私服でピアスとかOKそうな気もするけれど、面接の場所ですらビシッとできない奴を雇いたいと思うかい?

あと、WEBプログラマーがプログラミングばかりやってると思ったら大間違いだぞ。
中小企業だと、仕様の詰めとか、交渉事で顧客対応もやらなきゃならない。
そんなときにフォーマルな格好できない奴はだめだぞ!
(まがりなりにも、そのときお前は会社の代表なのだから。)

ここから先は、もしもちょんハリ師匠が採用担当だったら、という前提で読んで欲しい。

1. 最低限のコミュニケーション力がある。
2. 体力がある。
3. 社会人としてのマナーが備わっている。
4. 問題解決力がある。

あたりまえなこと書いてるな、と思った?

でも、もしかしたら、このブログを読んでくれている人の中には、 ニートからWEBプログラマーを目指す人がいるかもしれない。

私は、そういう人たちのためにも、いちいち説明したい。

最低限のコミュニケーション力

おはようございます。おつかれさまでした。お先に失礼します。

ここは、言えて当然レベル。

社内の清掃のおばちゃんにも挨拶はすべき。

会社にいるのは、自分一人ではない。

少なくとも、挨拶のできる人間を悪いと思う人間はいないだろう。(プログラミングのスキルがあるかないかは、また別の話)

そして、面接でちゃんと受け答えができる。

体力がある。

この業界に勤めている人間の嫌いな言葉に、「デスマーチ」、「納期間近の仕様変更」などがある。

プログラミングというと、何やら呪文じみたアルファベットの羅列から事象を生み出す魔法の如き所業を云々・・・・

一見ホワイトカラーのような職種だが違うぞ。

ときには、自分の体力をガンガンけずるしかない場面もある。

その他、プロジェクト途中で倒れられると、他のメンバーにも迷惑がかかる。

なので、体調管理と、体力に自信のある人間が好ましい。

社会人としてのマナー

たとえば、名刺交換、電話対応。

以前、片手で名刺を渡す同業者を見て、唖然としたことがあった。

これくらいは、できて当たり前レベルですからね!

しかもネットで勉強できるレベル!!

問題解決力。

これには、判断力なども含まれるかな。

面接だけでこの力があるのか、見抜くのは難しい。

だから、突飛な質問で試されることがあるかもしれない。

でもそんな時に、うまく受け答えのできる人なら。

教科書通りではない、自分の言葉で話せる人間なら・・・。

photo by stallio

とはいうものの、突飛な質問に即時対応。苦手な人も多いだろう。

そんな人におすすめしたいのがコレだ!

突飛な質問対策 : 結論から話す。

○○についてはどう考えていますか?

と聞かれたら、「☓☓だと思います。なぜなら・・・」とこたえる。

理由をあとづけして、考えながらしゃべることができるぞ!!(魔法みたい)

あと、技術的なことで分からない質問をされたら、逆に聞き返してしまえ。

でも、「ただ教えてください」じゃなくて、

「○○については、よく知りません。どのような技術でしょうか?」

くらいは言って欲しい。

未経験者なのだから、面接でも聞いて構わない。

むしろ、「未経験者」だから、それを逆手にとって、「知らないことはいつでも勉強するぜ!」という姿勢を見せるほうが好印象だろう。

photo by Iván Otero

もしも、圧迫面接に遭遇したら!?

すみません、経験がないので、お答えできませんが、私なら、「気に入らない(面倒くさい)から帰る」でしょう。

面接殺法のまとめ

  • 面接の基本は抑えよう。(ハキハキ、清潔感)
  • その業界で、自分に求められていることを考えよう。
  • 「一緒に働きたい」と思わせるような面接を!
  • 未経験、されど未経験!怖いものなんて無い!
  • THE 印象操作。

以上が、私が転職活動中の面接で心がけたことです。

二回にわたって書いた割に、最後グダグダになってしまいましたが、読んでくれてありがとうございましたー。

面接殺法番外編:自己PRについて

さて、前回の記事にも書いたけれども、面接官というのは、いろいろな応募者を見ている。

だから、「自己PR」も普通のことを言っていたら、印象に残らないと思うんだよね。

私は頑張り屋です!みたいなのダメだよ。

普通だもの。

自分なら、失敗談を話すな。

その失敗を、どうやって乗り越えたか。何を学んだか。

あまりにも○○だったから、もう二度とその失敗を繰り返したくない!
▲▲の大切さを身を持って学びました・・・みたいな。

そういうことをアピールして欲しい。

それを話した上での「私は頑張り屋です!」なら、説得力もあるでしょうよ。

え?失敗談なんかないって?嘘つけ、ひとつくらいあるよ、長く生きてりゃ。

photo by Lorianne DiSabato

面接ではウソをつけ (星海社新書)

面接ではウソをつけ (星海社新書)

*1:業務、実績などが分からない場合は、WEB業界のトレンドなどを調べておく。