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まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

28歳、文系の俺が未経験からWEBプログラマーに転職した話。 「1.夜明け前」

ときは今から5年前にさかのぼる。
2008年の9月。
俺は都内の事務所の一室で、
パソコンをいじっていた。

ぽちぽち。
ぽちぽちぽち。

このとき、俺は27歳。

親父が死んで1年。
家には、お袋と、妹と、犬(チワワ)。
当時、好きだった女性と、ドライブに出かけて、
家族が穏やかに過ごせれば、それでよかった。

現状を維持。
上昇志向なんて言葉、頭のどこにもなかった。

そんな俺を襲った世界的事件がある。

リーマン・ショックがやってきた。

そう、リーマン・ショックだ。
だが、日本のリーマンはまだショックを受けていなかった。
ショックが海を超えるには、少し時間がかかった。

だが、確実にそのショックは、
日本に迫りつつあった。

しかし、そんなことにはお構いもなく。
毎日、キーをたたき続ける。
ぽちぽち。
ぽちぽちぽち。

今日も、明日も、明後日も。

ぽちぽち。
ぽちぽちぽち。

そうこうしているうちに、日は流れ。
ついに、リーマン・ショックが会社を襲う。

12月になり、社内でも始まった。
何が始まったかって?

リストラだよ、リストラ。

どんどん切られていった。

ぶっちゃけ、俺はコネ入社だったため、切られなかった。 が、
まともな経営者なら、真っ先に切るべきは俺だ。
なぜなら、成果が出ていない。
出るのは赤字だけだ。会社のお荷物だ。

自分でもそう思っていた。
申し訳なく思いながらも、ただただ、リストラが断行されているのを見ていることしかできなかった。

退職まであと 1年 3か月