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まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

「そうだ、職業訓練校に行こう!」(面接編)28歳、文系の俺が未経験からWEBプログラマーに転職した話。その11

転職 28歳、文系の俺が未経験からWEBプログラマーに転職した話。 ハローワーク 失業保険 職業訓練

前回のお話。

落ち武者が髪をかきあげながら講堂で司会していた。

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↑一部で人気があったので調子に乗って再掲載。

職業訓練校の説明会に行って、軽い気持ちでWEBプログラミングコースを受けようと決めた。

心機一転、わいは、訓練校でウマウマ一から勉強してやるんや!!

ワイは猿や、プログラマー猿や!!

・・・上の猿のくだりは、ただ書きたかっただけだよ。意味は無い。

行きたい人がすべて行けるわけではないのが職業訓練。

職業訓練って、希望したら全員行けるもんだ、と思ってはいませんか?

はい、かくいう私もその一人でした。

しかし、現実は違うのです。

なんと、職業訓練校に行くのにも面接があったのです。

えっ?えっ?説明会でそんなこと言ってたっけ?教えて神様!助けて落ち武者!!

そういえば、説明会で渡された冊子に、そんなことが書いてあったような気もする。
よく考えたら、説明会行く前にハロワでもらった冊子にも書いてあったわ。

なんで職業訓練で面接するのか?

いいじゃん、希望したら行かせてくれよー、ケチケチしないで行かせてくれよ―。

と、思うかもしれないが、そんなことしたら大変だ。

失業保険目当てで職業訓練に来る奴が増えるだろ!!

・・・と、いう理由かどうかはわからないけれども、職業訓練受けるのに面接をする、それらしい理由を考えてみた。

*1. 訓練を受ける学校は、公的な機関とは限らない。

自分がWEBデザインコースを受けようと思って決めた訓練校。
そこは民間の・・というか、WEBの専門学校だった。
専門学校、ということは、教室にも限りがあるわけで、希望者を無制限に受け入れることは不可能。 キャパが決まっているのだ。

*2. 国(県?)から委託されるので、訓練を受けた後の就職率が大事。

受講者が職業訓練にかかる費用を負担することはない(教科書代とか、ちょっとした費用負担はあることも。)

じゃあ、誰がお金をはらうの?

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↑誰だコイツ。さすが、美術2。セリフがないと誰かわからない。

詳しい金の出処はよく分かっていないが・・・民間の専門学校が、国(県?)から職業訓練を委託され、お金をもらって教育を施す。

国や県のお金、ってことは、当然公的なお金が動くわけだから、有効に使われたかチェックが入るはず。

有効に使われたかどうかを、どのようにして判断するか。

それは、ズバリ就職率だろう。

○○という学校では○人の訓練生を受け入れて、訓練終了後、○人が職に就くことができました。

就職率の高い講座なら、
→ この学校の講座は効果あり! → じゃ、来年度も頼むよ。 → 次年度、またお金がもらえる。 

学校にしたら、大々的な宣伝をして生徒を募集しなくていいし、お金は入るし、悪い話じゃないだろう。
だからこそ、訓練を受けた人には職についてほしいのだ。

学校、教育する、お金もらえる。
訓練生、少ない負担で技術を身につける、職に就く。

いい制度、素晴らしい制度、ウホウホ。

おっと、素晴らしすぎてゴリラになってしまったウホ。

真面目な人間が訓練生として来れば、このサイクルは継続できる。
でも、遊び半分で訓練を受ける奴は、きっと就職なんかしないのさ。
そしたら、就職率おちるじゃん、だめじゃん。

だから、面接してふるいにかけて、就職できそうな人間だけをとるのだよ、わかるかい、ワトソン君?

2010年5月下旬。

俺は、平塚にいた。

スーツで。

何をしに来たのかって?

おいおい、ここまで書いておいて、サラリーマンのコスプレだと思うのかい、君は?

当然、職業訓練の面接に来たのさ。

職業訓練校 面接「受かる」ポイント:なぜスーツ?

そりゃ、印象良くするために決まってるだろう。
ハロワでもらった、「訓練校説明冊子」には、「スーツで来い」なんて書いてない。

私服での面接でOKのはずだ。

しかし、この段階で、すでに競争は決まっているのだ!!

もう、朝起きた段階から、既に面接は始まっているんだ!!

面接は会議室でやるんじゃない!! 面接会場で、もっと言うと、訓練校の5階の教室で行われるんだ!!

ウマウマレースは既にスタートしているんだぜ?

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「5階着。」

ハロワの冊子には、A4サイズの「志望動機」を記入する用紙がついていた。

その紙に、
・なぜこの講座を選んだか。 ・訓練終了後、どういう職に就きたいか

などを書く欄があった・・・と思う。
詳細については、さすがに曖昧だが、その用紙に作文したのは確かだ。

それはそれは、びっしり書いたさ。
前職は、メディア運営(のまね事のようななこと)をしてました!!
この先、WEBの技術を身につけたいです!!
そして、長いこと働きたいです!!

みたいなことを。

面接ではボロが出ないように、この内容を詳細に暗記したさ。
なーに、自分が書いたことだから、覚えるのも楽勝だった。

肝心の面接も、うちの犬を相手にトレーニングしたからな、バッチリだった。

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そらもう、会心の出来だった。

そして、面接終了。

帰り際に、一緒に面接を受けた男性に声をかけられる。

お疲れ様でした、と。

駅に帰り着くまでに、なぜか意気投合し、お茶を飲むことに。

前職は半導体関係のお仕事。Sさん。

男性の名前はSさん。

早期退職か、なんかわすれたけど、とにかく仕事に就きたい、と言っていた。

あ、ちなみにSさん、見た感じ50過ぎてた。
60手前と言ったほうがよいくらい。

控えめな男性だった。
落ち着いた口調から、人の良さが伝わってきた。

Sさんと、駅の喫茶店に入り、ココロに浮かぶよしなしごとを交わし、30分ほどでお茶会終了。

Sさん「今日、面接受けた時、周りが若い人ばかりで焦りました。どうにか、一緒に訓練受けられるといいですね。」^^

俺「ですねー。」^^

数日後

俺のもとに、A4サイズの封筒が届く。

中を見ると・・・

「YOU、職業訓練きちゃいなYO!!」

い、

い、

いくいくーーー!!!!

見事、面接に合格し、職業訓練校へ行くことが決定したのであった。

―Sさんも受かったかな?受かっているといいな。

そう願っていた。

―2010年7月。

平塚は七夕で賑わっていた。

これから三ヶ月通う、訓練校に急ぐ。

教室へ入る。

30人ほどいただろうか。

Sさんは・・・その場にいなかった。

ポイント:「就職できそうな人」をアピールしろ!!

おっとー、まさかのここで、職業訓練校面接の「受かる」ポイント来たよ。

Sさんは、確かに落ち着いたオトナの人だった。
だが落ち着いたというよりも、どこか自信なさげなオーラも同時に感じられた。
その、自身なさげなところが、良い印象をもたれなかったのではないか。

「いやいや、年齢的なものでしょうよ。だって、Sさん60手前でしょ?」 ^q^

そういう人もいるかも知れないし、確かに、自分も、そう思った。

そのときは。

だが、教室の、30人の中に、いたのだ。

明らかに、Sさんよりも年齢が上であろう男性が。

この男性が後に「扇風機おじいちゃん」と呼ばれる、Yさんである。

な、なんだ、この、根拠の無い自身に満ちた人は・・・!!!

詳しくは別の記事で書くが、このYさん、過去に少しプログラミングをかじったことがあるようだ。
だからなのか、少しギラギラしている。(ハゲ散らかした頭の皮脂のせい?)

落ちてしまったSさんには、プログラミング経験がなかったかもしれない。
しかし、仕事に対しての熱意をアピールすれば、受かったのかもしれない。

だって、いるんだもの、目の前に、なんだかわからないけどギラギラしたおじいちゃんが!!

次回:暑がりおじいちゃん、煙たがられる。