まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

国内最速で、ストリートトリプルRxを全損認定された男の話

■タイトルどおりのお話です。

先日、ストリートトリプルRxが納車されてから2度目の事故にあいました。

詳しいお話は以下の記事をご参照いただければ幸いです。

ch-mage.hatenadiary.jp

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1度目は、納車3日でカマを掘られています。

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1度目の事故については、すでに支払いも完了し、相手からの謝罪のお手紙まで頂く始末。

で、ですね・・・。

ディーラーから、先日のバイク修理に対する見積りがあがってきました。

スイングアームまで入れた修理の見積り費用、これが150万円を超えるそうです。

150万・・・。

って、新車購入価格を超えとるやないか・・・!!

おや、おかしいな、あまりの価格に、PS4が安く見えてきました。

■全額出ない、全額賠償。

さて、何から書いたものか。

とりあえず、1度目の事故。

これは、赤信号で停止中、後ろからドンと押し出されるように当たったので、当然僕の過失は0。

修理費用も全額払ってもらった(およそ40万)

そして、2度目の事故。

右折可の信号で右折中に、信号無視で直進してきた原付の特攻に遭う。

当てられた瞬間、「マジかよ・・・」と思いながら転倒。*1

こっちとしては、当然過失0であるという認識なんだけど、事故後に保険屋から連絡があったとき、相手が「黄色でした」などと寝言をいってきたらどうしようか、オロオロしていたのが今から1週間ほど前。

だけれど、保険屋から「全額賠償します」という話が出てきた。

うわーい!と喜んでしまいそうなのを、ぐっとこらえる。(ただ、ツイートはした。)

なぜか?

全額賠償します、といわれているものの・・・実際は全額出ないことに気づいたから。

■クルマとバイク、保険による賠償額の限度。

今回の事故、安くても修理に150万円かかります。

メインフレームまで入れると、なんと・・・

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あれ?150万じゃないよ?

そう、メインフレームも傷ついていたので、そこも修理費に含めると、この価格になるのです。

なんということでしょう・・・なんということでしょう・・!!!!

納車から二ヶ月、走行距離は600kmに手が届くか、というところで、あまりの仕打ちですよ。


■事故に遭遇して初めて分かったこと。

ぶつかった車両同士で修理費用が発生した場合、相手が保険に加入していれば、保険屋との過失割合のお話になります。

自分に非がない交通事故の場合、こちら側の過失は0、つまり、過失がないので「割合」自体が発生しません。

これは当然ですな。

9:1とか8:2とか、そういう言葉を良く聞きますが、過失割合0だと、10:0ということになります。

が、この10:0とか、100:0になるなんてのはかなりレアなケースなのだそうです。

ちょんハリ師匠はこの二ヶ月で2度事故にあいましたが、どちらも10:0。

私が常日頃、いかにジェントルでグッドなライダーでありドライバーであるか、ご納得いただけると思います。

さて、少々横道にそれましたが、今回の修理費用が150万円を越えました。

当然、新車による購入価格を超えています。

この場合、修理費用は全額賠償、と言われていても、実際のところ、全額は出ません

知識がないので詳しくは書けませんが、修理費用と、同程度の車両を新たに取得したときの「時価」((これは、現在市場に流通している車両の価格になります))を比較して、安いほうが賠償額の限度になるんだそうです。

経済的損失が軽いほう、だったかな?

で、問題になるのは、この「時価」の算定方法なんですが・・・保険屋が持っている「レッドブック」なるものに掲載されている車両価格が基準になるのだとか。

そんなの保険屋じゃないと分かるはずないですよね。

レッドブックなんて見たこと無いし、いきなりそれ以上の額は払えません、といわれても「はい、そうですか」と納得できるわけもありません。

市場に流通している車両の価格がおおよその目安となるようですが、それでも新車での取得時からは安くなるそうです。

つまり・・・

・ 修理をしても、新車を買いなおすにしても、賠償される金額の上限は同じ。

ということです。

あ、例外があって、確か、相手が対物超過特約ってのをつけてると、50万円を限度に、時価額に上乗せされるとか。

しかし、その場合でも、自分の持ち出しが避けられないか、保険会社ではなく、相手に直接請求することになるでしょう。

交通事故で、自分に非がない、当てられた側ですが、交通事故の被害者って、デメリットが大きすぎやしませんか?

■現在のステータス。

さて、修理見積りはきましたが、肝心の保険屋からの連絡がありません。

しびれを切らしてコチラから、「どうよ?見積り届いた?」と連絡したところ・・・

保険屋「はい、ただ、金額が金額なので、全損扱いということに・・」

だとさ。

現在、時価を算定中とのこと。

僕のストリートトリプルRxは、国内限定30台の限定車、そして600km未満の低走行車両です。

これが、どこまでの価格になるのか。

自分としては、車両価格で120万以下が提示された場合はノーで回答を予定しています。

バイクは乗り出した瞬間から中古車扱いになります。

ですが、納車後二ヶ月。減価償却したとしても、どうでしょうか?

とりあえず、保険屋からの連絡待ちですが、その後けんかになるかどうか・・・。

ひとまず言えることは、ストリートトリプルRxを買って二ヶ月で全損、そして廃車の流れは変えられそうにありません。

これが現在のステータスです。

さて、メイプル超合金のネタをみて、心を落ち着かせるかな。

自動車保険のすべてがわかる本 (Rippu best mook―クルマの達人)

*1:うそみたいだけど、マジだよ。