■0泊2日で横浜から山口へドライブ。
以前から、当ブログでも話題に出している、ばーちゃんの見舞いのために、横浜から山口まで車をぶっ飛ばしてきました。
ぶっ飛ばしてきました、とは書いたものの、以前に乗っていたギャラン・フォルティス・スポーツバック・ラリーアートと、今のデリカD:5君では、加速力も乗り味もまったく違うので、制限速度きっかりでぶっ飛ばしてきました。
え?ギャラン・フォルティスのときはどうだったかって?ご想像にお任せしますよ・・・新名神。
さて、久々の長距離ドライブ且つ、弾丸スケジュールで決行した今回の旅で、「高速道路を走るうえでのマナー」について考えることがありましたので、忘れないうちにツラツラ書いていきましょう。
■ずっと追い越し車線走りっぱなし奴。
追い越し車線をずっと走りっぱなしだと、違反として切符を切られる。
これ、都市伝説だと思ってる人がいるようですが、実際に自分の知り合いは切符を切られました。
違反として捕まりました。
どういうことかというと、高速道路の追い越し車線をずっと走っていると、通行帯違反で捕まるのです。
具体的に何㎞走っていたかはわかりませんが、2㎞だとか、4㎞だとか、それぞれ言われています。
まず、追い越しと追い抜きの違いについて簡単に書いておきましょう。
追い越し → 前方を走る車を追い抜き、走行車線に車線移動してその車の前に出る。
追い抜き → 前方を走る車を追い抜いて前に出る(車線の変更はしない)
基本的には走行車線を走っている車を追い抜いたら、速やかに走行車線に戻らなければならないのです。
これを、面倒だから?という理由なのかはわかりませんが、たまーに追い越し車線を走りっぱなしの車両がいます。
この車両が、違法なスピードでかっ飛ばして抜いていくだけだったら、まぁ、スピード違反で捕まってくれるだろう、ということで自分にあまり実害もなく、どうぞお好きにって感じなのですが、問題は制限速度すれすれでちんたら追い越し車線を走ってる車。
走行車線に戻らない、その車両のせいで走行車線・追い越し車線が塞がれていると、非常に邪魔です。
■合流地点で進路譲らな奴。
たとば、サービスエリアの出口、インターチェンジ、ジャンクションからの合流。
前方車両との車間距離を詰めて本線を走る車両。
合流地点では、往々にして、加速が不十分な車が多いです。
そんな車が左から入ろうとしているのに、車間距離を空けない・・・一つ間違えば事故りますよ?
詰めて走る車は、そういうのが分かってるんでしょうか?
それとも、合流地点があるのが分からないんでしょうか・・?
photo by Richard Masoner / Cyclelicious
■進路変更禁止区間で進路変更奴
山陽道路や、東名高速の右ルート・左ルート分岐地点のトンネルが続く箇所などでは、一部が進路変更禁止区間となっています。
これを、守らない。
そういう車は、大体前の車(制限速度走行中)を、めっちゃあおってます。
あほかと。
進路変更禁止区間であおるな、と。
大体そういう車にあおられた際は、隣の車線を走る車と、煽ってきた車が並走できるようにし、後続車両をあえてイラつかせることにしています。
■進路変更時にウインカーなし奴
これは、このまま。
車両の間を、ウインカーもなしで縫うように走っていきます。
自分では運転がうまいつもりでしょうが、単なる危険運転なだけであって、ダサイです。
■ツーリングで100mを超えるバイク集団。
ハーレーなどのビッグ・バイクでツーリング。
気持ちよさそうです。
かっこいいです。
ただ、100m以上にもわたって集団走するのはやめろ。
たとえば、追い越し車線を走っている車がいて、走行車線に戻りたいとき、バイク集団がちんたら走っていたら、迷惑極まりない。
なんとか、隙間を見つけて走行車線に戻る・・・と、煽られる。
せめて、グループごとに分かれて走ってくれないか。
50m間隔で車両が入る隙間を作るとか。
■譲り合う心がなさすぎ。
今回の記事をまとめると、これに尽きるかもしれない。
高速で飛ばしたくなる気持ち、我先に行こうという気持ち。
自分も昔はそうだったかもしれない。
でも、今は違う。
周りの状況、車間距離、速度にすごく注意して走っている。
特に車間距離、これに気をつければ、単独事故以外で事故に遭遇する確率が、ぐっと下がるんじゃないか?
右や左から自分の前に車両が・・・「どうぞどうぞ。」
ちゃんと、ウインカーを出して「入るよー」と合図してくれるなら、どうぞどうぞですよ。
サンキュー・ハザード?いりませんよ。
特にそれを感じたのが、中国道の宝塚インターチェンジ、また宝塚トンネル付近。
我先に行こうという気持ちが前に出すぎていて、合流しようとしている車が全然本線に入れない。
で、結果として合流のための加速用の車線の先っぽで車が詰まる、本線で急ブレーキを踏まざるを得ない、玉突き事故の可能性も高まる、渋滞になる・・・。
もう、悪いことずくめです。
■車間距離と速度に気をつければ、大体なんとかなる。
今回、D:5でちんたら帰ったんだけれども、さっきも書いたように、車間距離と速度に気をつければ、かなーり安全に走ることができることに、改めて気づきましたよ。
あと、これは当然のことですが、クルコン機能*1を使って巡航すると、疲れ方も全然違う。
適度な休憩を取りつつ走れば、快適に楽しく、かつ安全に走ることができる。
あと、高速道路は、サーキットじゃないから。
競争することはないのです。
そして、飛ばしたところで、先が渋滞してたら到着時間は大して変わらんと思うよ。
ゴールデンウィークをまじかに控え、サンデードライバーも増えることが予想されます。
普段から運転している我々だからこそ、余計に気を引き締めて運転したい、そう思った往復1600㎞でした。
*1:クルーズコントロール・・・速度を一定に保つ機能