まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

行き当たりばったりの自分をそろそろやめたい。

これは、自分の性格的な問題なんだろうか。

今まで多くの場面で、出たとこ勝負でやり過ごしてきた。

それは仕事であれ、プライベートであれ・・・。

およそ計画的にやってきた、という記憶がない。

いや、計画することはあるんだよ、でも、浅いの、計画の立て方が。

たとえば、あるプロジェクトを手掛けるときに、1 ~ 10までのフェーズがあるとして・・・、1から3、いや、1とかろうじて2までなら、結構綿密な計画を立てられるんだけどね。

以降はなし崩し的に、だらだら取組んじゃうのよ。

今までこれでなんとかなってきた風だから、どっかで切り替えよう、切り替えようとは思ってもいたんだけど、なかなか出来ずにいた。

そういう性分なんだと、言い訳をして。

■自分改善プログラム。

職業がプログラマーなので、自分のことも、再度プログラムしなおそう、2015年。

まずは、計画を最後まで立てられる力をつけたい。

どうしたら、計画を最後まで寝ることができるんだろう。

・・・。

うーん、いい方法が思い浮かばない。

そこで、発想を変えて、どうして計画を最後まで練ることができないのか、を考えてみる。

  1. ゴールが見えていない。
  2. ゴールが見えていないので、当然ゴールに向かう道筋が見えていない。
  3. 道筋が見えていないということは、要所要所で何をすればいいかがわかっていない。

うーん、頭が痛くなってきたぞ。

思い返すと、本当に行き当たりばったり人生だったな、と思い知らされる。

photo by Sum_of_Marc

■目標設定がへたくそ。

ゴールってのは、最終的にあるべき状態、という言葉でもって置き換えることができる、よね?

ゴールが見えてないってのは、つまり最終的にどこに行きたいか、目標が見えていない、ということも考えられる。

例えば、「横浜のみなとみらい地区に出かける」のと、「ランドマークタワーの展望フロアで関東平野を一望する」、というのとではゴールからして違う。

後者のほうがより具体的で、わかり易く、何をするのかもはっきりしている。

しかも、みなとみらい地区って一言で言っても、かなり広い。商業施設ばかりだけど、見るべきところも多くある。

「横浜のみなとみらい地区に出かける」ってことは、最終的に何かがあるんだろうけれど、この言葉だけでは、何をしたいのかがよくわからない。

後者の「ランドマークタワーの展望フロアで関東平野を一望する」は、ひとまず、最終的に何をしたいかまでは分かるよね。*1

今までは、この「横浜のみなとみらい地区に出かける」というような、非常に曖昧な目標が多かった。

ゴール設定があいまいだと、そこに至るまでに何をすべきかも、中途半端になる。

■延々続くマラソンは死ぬほどツライ(死んでないけど)

もしもマラソンで、ゴールが「みなとみらい」とされていたらどうするか。

ゴールテープを探し求めて、そのあたりを行ったり来たりすることになるだろう。

もしかしたら、「おや、ここ、さっき通ったぞ?」というようなことも考えられる・・・。

うっ、考えただけでツライな。

逆に、「ランドマークタワーの展望フロア」これは、かなりピンポイントだぞ。

photo by RunSociety.com

■目標に向かって。

具体的な目標を立てることができたのなら、次に、そこにいつ向かうのか、いつまでに向かえばいいのかを当てはめる。

例えば、ランドマークタワー展望フロアではないけれど、ドックヤードガーデンで行われているプロジェクションマッピングを見に行こうとするなら、どうすればよいか。

プロジェクションマッピングが、17時に上映開始だったとして。

17時には確実に現場にいなければならないので、少なくとも15分前には着いていたいところ。

そして、プロジェクションマッピングを見るための整理券の受け取りが必要になるので、これを16時30分までに受け取るとして・・・。

すると、最寄り駅、「桜木町」を使うとすると、移動時間を考慮して、発券の20分前にはそこにいなければならない。

タスクと予定。

・・・というように考えれば、どこに、いつまでにつけばいいかを考えると、その時その時でやることも見えてくる。

これだ、物事はゴールありきで考えたほうがいい気がしてきた。

■すべてがうまくいくワケではない。

ゴールから逆算して考えると、いつまでに何をすればいいか、ということも見えてくる。

上で書いた例で言えば、整理券を受け取っていることだったり、桜木町に何時に到着していればいいかだったり、もっと前から考えると、何時の電車に乗ればいいか、ということも含まれる。

でも、計画には不確定要素がつきものだ。

電車は遅延している可能性がある。

そこで、考慮しておくのが、代替案だったり、余裕をもった時間設定だ。

代替案 → 電車が遅延、なら、タクシーはどうだ?違う経路でそこにたどり着くことはできないか?

余裕  → 16時10分ではなく、15時50分につくようにしたらどうだろうか?

こうすることで、不確定要素に備えるわけだよね。うむ、うむ。

代替案も、例えばコストの問題で選択できない可能性がある。その場合は、コストの代わりになる何かで補う。

まぁ、すべてがうまくいくワケないんだよね。

■ちょっとまとめる。

1.目標は、明確にする。
2.目標から逆算して、やるべきこと、締切を設ける。
3.締切ぎりぎりではなく、バッファ期間を設ける。
4.ゴールまでの代替案を用意しておく。

で、そこまでできたら優先順位をつけて、いっこずつ片づけていく。

仕事が早い人ってのは、つまり仕事を終わらせる技術を持っている人なんだよね。

始めたら、わき目も振らず終わらせる力・・・これは、そう、集中力!?

あっ、俺・・・ない。

まずは集中力の鍛錬からか。

あぁ、生まれ変わりたい。

「お先に失礼!」する技術  「断る」「決断する」「切り上げる」「見極める」ための極意

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お先に失礼するナリ―空気を壊さず定時に帰るテクニック

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*1:なぜそれをするか、は今は関係ない。