まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

2時間目:おっさん、バイクにまたがる。【バイクの免許取るよ!身長160センチないけど。】

1時間目の復習。

  • ちょんハリ師匠の運転適性はハッキリ行ってビミョー。

教習診断も終わったし、さぁ!技能教習だ!

ついに、技能教習の予約が取れるようになりましたっ!

ちゅーことで、第1段階、1時間目を受けます。

photo by tsai1218mit

改めて、教習車のCB400を目の当たりにしてみると・・・

すごく・・・おおきいです・・・。

僕の愛車の「某:5」くん。かなり大きい部類に入るんだけども・・・。

それとは違う大きさを感じたよ。

バイクという、未体験、未知との遭遇、そしてこれからこの鉄の馬にまたがることを考えると、プレッシャーもあったんだろうね、一回り大きく見えたよ。

バイク、大地に立つ!(スタンドで)

さて、技能教習1時間目ですが、すぐにエンジンかけて走りだす・・・ことができるわけではなく、まずは、バイクのスタンドの立て方、乗り方、そしてコケたときのバイクの起こし方を学びます。

皆さん、ご存知かどうかはわかりませんが、バイクや自転車などの二輪車は、スタンドがないと、横に倒れてしまうんです!!

横に倒れてしまっては、オイルやバッテリー液などが漏れる可能性もあり、大変危険です。

そうならないように賢い人が考え、生まれたのが、「スタンド」なのです!!

・・・当たり前のことを長く書くと、イライラしますね。

で、長く書いたけれど、スタンドの立て方や乗り方などは、教科書を見ればわかるので、特には書かない。

問題は、車体起こし。

全国津々浦々にある?自動車教習所。

普通自動二輪の教習は8割を越える率で、HONDA CB400SFの教習車が使用されていると思う。

扱いやすいバイクだが、重量はなんと200kgある。

200kg!?自分の体重の3倍以上あるぞ!!

技能教習の1時間目では、このCB400を起こす練習をする。

一昔前だと、バイクを起こせないと教習できないとか、そもそも入校できないこともあるとか聞いていたが、少なくともKantoではそんなことなかった。

photo by mjzitek

想像以上に重い。

実際に、バイクを起こしてみる。う・・・重い。

乾燥重量でも180kg。燃料入れると200kgもある車体を起こすのは、ちっちゃいおっさんや、女性にしてみたら大変なことだ。

だが、これにもコツがある。

ポイントは、「足の力」と「腰」を使うこと。 そして、力をかける方向を考えること。

まず、自分の体重が55kgだとすると、少なくとも、両足にはその体重を支えるだけの力があるし、歩いたり走ったりすると、さらに強い力が必要になる。

それだけの力を出せる「足の筋肉」というのは、鍛えていない腕の力よりも全然強いのだ。
ということで、腕の筋肉ではなく、メインは足の筋肉、筋力を使って引き起こすと、よさげだ。

非力な我々は、間違っても、腕だけで起こそうとしてはいけない。

次に、力の方向を考える。

ベクトルってやつですよ。

上方向に持ち上げようとすると、まず非力な自分には無理。
真上に引っ張るっつーことは、重力(重さ)に完全に抗う必要があるということ。

・・・むしろ、腕の力だけで瞬間的に200kg持ち上げられるとしたら、多分重量挙げでオリンピックに出れるはず。

ほい、じゃあ、どの方向に力をかけるか。

バイクが左に倒れているなら、まずは倒れているバイクのタンク側に立つ。

そして、バイクに覆いかぶさるようにしながらしゃがみ、燃料タンクと地面の間に膝を入れる。(教習所のバイクは、ガードがついているのでカンタンに膝を入れられるが、普通のバイクは、膝を滑りこませるスペースを最初に作る必要がある。)
次に、左手はハンドル、右手はシートの下か、タンデム用のグラブバーがあればそれを掴む。

そしたら、あとは一気に、「うぉおおおお!!!」と、タイヤの方向、ちょい斜め上を目指し、足に力を入れて立ち上がるのだ。

ゼーハーゼーハーz・・

なんとか起こした。

・・・あと、バイクを横から起こす他に、この動画みたいな起こし方もございます。

こっちのほうが起こしやすかった。


教習所で役立てほしい動画:倒れたバイクの起こし方 - YouTube

バイクを起こすのにもコツはある・・・。とはいうものの、なれないうちは、めちゃめちゃ重い・・・。

そして、普段使わない筋肉を使ったせいで、見事に筋肉痛になった・・・。

photo by Phliar

ザ・ギアチェンジ

サイドスタンド、センタースタンドの立て方を学んだら、今度はギアチェンジの練習。

最初の授業ということで、センタースタンドを立てたまま、バイクにまたがって練習する。

今回ちょんハリ師匠は、普通自動二輪(MT)の免許を取得する。

MTのバイクは、当然ながら、オートマと違ってギアチェンジを自分でする必要がある。

そして、ギアチェンジには、クラッチ操作が必要になる。

普通自動車のオートマ限定免許しか持ってないと、クラッチ?となるわけだが・・・このあたりはMTでとっておりますので、全然問題ないね。

ほとんどのバイクは、左手でクラッチレバーを握り、右手で前輪ブレーキ(そしてスロットルの操作)、左足でシフトペダル、右足で後輪ブレーキを操作する。

これが、バイクではなく、マニュアル四輪車の場合だと、左手でシフトチェンジをし、左足でクラッチペダルを踏むので、バイクとは手と足の役割が変わる。

左ハンドルの車だと、左足でクラッチペダルを踏むのは一緒だが、シフトチェンジは右手になる。

最初、ちょっと不安だった。

そして、その不安は見事に的中した笑

やっべ、あれだわ、ギクシャクするわ。

などと、焦っているうちに教習時間は終了。

シフトチェンジの不安を残したまま、次回の教習に続く。