さて、これまでは職業訓練校の授業とか制度について書いてきたけれども、大体、訓練校に通うとどのようなスケジュールで1日過ごすのかも書いていこう。(覚えている範囲で。)
職業訓練校、ある1日のタイムテーブル
AM 9:15 ~ 朝礼
ここでは、その日の連絡や、ハローワークへの諸手続きについての説明が行われたりします。
ホームルームのような感覚。
AM 9:30 ~ お昼まで
1コマ大体90分くらいだったかなぁ。
それを2コマやります。途中に15分程度の休憩がはさまれる。
教室にはパソコンもあるということで、基本的には飲食禁止。
基本的には、というのは、途中からはあまりに暑くて、ペットボトルに入れたお茶・・・要は液体が溢れたりしにくいものなら、まぁ、飲んでもよかろうよ・・・という勝手なルールが訓練生の中で出来上がり、結局、本来厳禁のはずの水分補給はできました。
お昼ごはん
1日の楽しみといえば、それはやはりお昼ごはんです。
弁当を持参したり、コンビニに行って買ってきたり、あるいは駅前の定食屋に行ってきたり。
次の授業までに戻ってくればOKでした。
1日700円の訓練手当?も出るため、お弁当、水筒を持参すると、その分少し浮かせられるのでオトク!っつーことで弁当率が高かった気がします。
PM 1:30から PM 5:00 頃まで
午前と同じように授業を行います。
食後の睡魔との戦いも繰り広げます。
放課後には先生への質問や、授業の復習、あるいはそれとも違うこと(僕の隣の人は自分でタイピングアプリ作ったり)をしていました。
授業を終えて、ワタクシ18時には家に着いていました。
家に帰って、手洗いをすませると、すぐに復習・・・するわけもなく、テレ東で銀魂とか見てました。
帰宅 → 18時のアニメ → ピラメキーノ
鉄板です。
ひとしきりアニメ見たあとは、勉強したりしなかったりしてました。
以上が、職業訓練校での1日(プラスアルファ私生活)でした。
偉そうなことを書いていた割に、小学生レベルの生活を送っていましたね。
なお、土日は何をしていたかというと、ボーイスカウトやったり、資格のための勉強(例の基本情報技術者リベンジ)をしていました。
遅刻、欠席はしないほうがいいよ、マジで。
あ、そうそう、一応、職業訓練「校」ですので、授業開始時には出席が取られます。
5分遅刻で、その授業は欠席と見なされたかな。
で、3コマ以上の欠席で、その日は「1日欠席」に該当したような。
なお、欠席すると、その分訓練手当の額がすくなくなります。
訓練校に受かってワーイ!!と油断して欠席していると、いつの間にか手当がもらえなくなったりするので要注意です。
そして、全授業日程の3分の1以上を欠席すると、訓練手当がまるまるもらえなくなったような・・・すみません、このあたりはうろ覚えです。
なんせ、小金欲しさに無遅刻無欠席なもので。(電車遅れを除く)
たまーに、授業日程から「あと○日休める」という、大学生気分で小賢しい逆算をして、手当がもらえなくなり
m9(^Д^)プギャー
となる人もいると、講師が語っていました。
とにかく、職業訓練校に通うからには、就職・転職に向けてまじめに取り組みましょう。
それに、訓練校に受かった人の影には、落ちた人もいます。
その人達のことも考えると、真面目にやったほうがよいであろう、と自分は思ってます。
お天道さまも見ていることだし。
さて、ここからは、伸ばしに伸ばした「あの男」について書こう。
ついに、クーラーが直る。
訓練校にもお盆休みなるものがあり、1週間ほど休講になっていた。
その休み明け、8月も半ばを過ぎた教室。
それまで不調だったクーラー。休講中に修理されたのか、直っていた。
ようやくあの暑さから解放される。
扇風機じいさんとの扇風機独占からもこれでおさらばだ、と誰もが思っていた。
本当に、あの不毛な日々もこれで終わりなんだ。
だがそれは違った。
新たな戦いの始まりにすぎなかったのだ。
思い出してほしい。扇風機じいさんの口癖を。
稲川淳二が、「あぁ~なんだか、怖いなぁ~」だとすると、
扇風機じいさんは、
である。
そう、コイツは極度の暑がりなのだ。
見た目では、テメェの頭が一番涼しそうなのにもかかわらず。
だが、待てよ。
頭を防護する髪の毛が少ない → 熱も伝わりやすい → 「暑いなぁ~」
そう考えると、合点がいく。
そうか、扇風機じいさんの脳みそに、(熱による)ダイレクトアタックが行われていたのか。
(あくまで個人の感想です。)
「コイツ脳みそ湯だってるんじゃないか?」そう思うこともあったが、あながち間違いではなかったのだな。
(あくまで個人の(ry
クーラーが直って嬉々とするじいさん。
当然の事ながら、クーラーの温度を下げまくる。
室内の温度下がる。
女性陣、寒がる。(8月の教室とは思えない光景。)
そしてますます、じいさんの好感度下がる。
授業終了後、あまりに空調の設定温度が下げられているため、じいさんがトイレに立った隙に、女性陣は空調の温度をあげていた。
トイレから戻るじいさん。
「・・・あついなぁ・・・」
教室最後部にある、自分の席から立ち上がり、再び、教室前方の空調パネルへ向かう。
到着。 空調の温度を下げる。
なん・・・だと・・・!?
これにより、じいさんの好感度は下がる余地も、上がる見込みもなくなった。
ひとしきり温度を下げて満足気なじいさん。クーラーじいさんへの進化を果たした瞬間であった。
俺は、「このままじいさんにやられっぱなしで、ジ・エンドなのだろうか。」
静観していた。
しかし、やられっぱなしではなかった。
じいさんが空調パネルへ背を向けて、教室最後部の自分の席に移動を開始する。
すると、
一人の女性が立ち上がり、ホワイトボード横の空調スイッチに近づいていくではないか。
―まさか。
そのまさかだった。
じいさんが下げた温度を、再び上げたのである。
こうして、女性陣 vs 扇風機じいさん あらため クーラーじいさん の戦いの火蓋が切って落とされたのである。
これが世に言う、平塚夏の陣である。(大嘘)
なお、この戦い、短期決戦であり、何度かこの攻防を繰り返した挙句、じいさん側(といっても一人だけど)が、諦める形で決着がついている。
これまで書いてきた職業訓練校のお話も、大体書ききったなぁ、ということで、職業訓練校編はこれで終わりにして、次回から、実際に就職するまでを書いていこう。
・・・ぶっちゃけあまり思い出ないんだけどね。