まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

未来映画社さんの「SAKURA祭」に行ってきた話

平成の終わりだからって、「平成最後の〇〇」みたいなこと、こぞってやり始めるの、どうかと思うな。

最後だからって、なんなのよ。

ということで、平成最後(※1)の更新です、ちょんハリ師匠です、どうぞよろしく。

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↑これは、平泉成さん出演作品。

平成のうちに、どうしてもやっておかなきゃいけないことが、ありまして。

それが今回の更新ですね。

内容としては、未来映画社短編作品上映祭「SAKURA祭」に行ってきて、映画を観てきたよー、というだけのものです。

未来映画社さんってなに?って人は、Facebookとか見たらわかり易いので、そこを参照したりするといいです。

未来映画社 - ホーム | Facebook

毎度のことながら、終始小並(小学生並み)以下の感想しか書けていないです。
いや、まだこれから書くので、「書けていないです」ってのはおかしいね。

おそらく、「うれしい!たのしい!だいすき!」みたいな直情的なことしか書けていないと思います。
あと、この記事のせいで、作品の品位を落としかねない可能性があるので、先に謝っておきましょう。

ごめんなさい。

よし。

シウマイ・ウマイ・エクスプレス

2019年、4月14日。その日僕は、大阪へと向かう新幹線に乗っていた。朝9時39分、新横浜発の新幹線に乗り…2時間たつか、たたないか。
新幹線に乗るのもこれで平成最後(※2)かな、と思いながら、駅で買ったシウマイ弁当とシウマイを備え付けのテーブルに広げる。

西に向かえば向かうほど、車窓からの景色に雲の占める割合が増え、まるで自分が大阪に行くのを拒んでいるかのようだった。

まったく、平成最後(※3)の遠征なのに、ツイてないぜ、などとツイートしたい気持ちを抑え、ひとつシウマイを口へと運ぶ。

そこへ車内アナウンスが流れる。

―ただいま、新大阪、新神戸間で線路上にヒトが降りたため、この先停電が発生しております。当車両は米原で数分間の停車を・・・

そんなことってある?平成最後(※4)だよ?

そして、僕は思う。ここまでの、このくだり、いる???


ということで、ここまで書いてきた部分はまるごと捨てます。

すまん、ここまで読んでいただいて申し訳ない。時間と、脳みそのCPUを無駄に消費させちゃったね。
今度会ったら一杯(ヤクルト)おごるから、ゆるしてよ。ね?(^_-)-☆

よし、許された。(僕が、僕に)

ということで、ここまでは無駄な時間です。


サプライズ & サプライズ

横浜の家を出て、なんやかんやのそんなこんな、かくかくしかじか、まるまるうまうまで、どうにか新大阪についた。(雑)
「SAKURA祭」、開場までは40分あったので、新大阪から十三シアターセブンまでを歩くことに決める。

そしてまた気づく、このくだりもいらない。
・・・徒歩で十三につきました。

「SAKURA祭」会場のシアターセブンさんは、ビルの5階。エレベーターを降りて受付に向かうと…
普通に沙倉ゆうのさんが受付してる!!

未来映画社の看板女優さんが普通に受付してるのにめちゃめちゃ驚きましたね!!

普通に受付すんのかい!!

まぁ、そのあと、劇場で未来映画社、安田監督が場内誘導されてたのにも驚いたんですけれど。*1

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上映開始

というわけで、ここからは上映作品の感想を書いていくよ!
むしろ、ここ以外はおまけについたグリコのキャラメルみたいなもんだよ!(?)

1本目「SECRET PLAN」

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まず1本目は、安田淳一監督の2007年監督作品。
↑の画像にも書いてある通り、「沙倉ゆうのの初々しすぎる演技が見もの(笑)
あんまりパンフレットに(笑)って書かないよね・・・と思いながら鑑賞。
この作品は、安田監督作品「ごはん」クラウドファンディングのリターンとして観たことがあるので、今回観るので何度目だろう?

今から10年以上前、撮られた時期もあり、映画に出てくる小物から、時代を感じちゃうところはある。 ただ、安田監督の作品は、テーマ設定とか、とてもわかりやすい(いい意味で)し、確かにベタ(いい意味で)なんだけど、その分安心して観れるし、楽しめる。
最後の最後に、まさかの展開があるところがお気に入りで、このお話のまま撮りなおしても十分に面白いものになるのでは?と思ったり。

上映後のアフタートークで、
安田監督「ゆうのちゃんの、ガソリンスタンドでの(シーンでのセリフ)『イラッシャイマセー』を聞いたときにはどうしようかと思いました。」
という言葉と、『イラッシャイマセー』をモノマネしながら言うのには、僕もどうしようかと思いました。

2本目「想いのこり」

2本目は、沙倉ゆうのさん初監督作品のショートフィルム。
沙倉ゆうのさん主演、矢口恭平さんと、中越恵美さん出演。

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物語は、ケガで寝ている青年と、その恋人が青年の部屋に訪れるところからはじまる。
会話を進めていくうちに、実は二人は・・・。

上映時間は何分だったか分からないけど、たぶん5,6分なのかな。
いま、パンフレット観たら、6分って書いてありました。
そんな短い時間でしたが、物語の途中で、え?どっち?どっちがどっち?え、そっち!?そっちがアレなの!!??
という、見てる側も混乱しちゃうような展開が面白かった。
中越恵美さん演じる鬼気迫る祈とう師(?)の迫力も見逃せない。
…鬼気迫る樹木希林。これは、今思いついたことなので、書いてることとは全く関係ない。

↑にあげたパンフレットにも書いてある通り、漫画家岡崎二郎先生の原作で、 ゆうのさんによれば「おじちゃん(岡崎二郎先生)に頼んでかいてもらったものを見たら、絵コンテになってた。」
とか。さすが、漫画家やで!!
初監督と主演を務めたゆうのさん、アフタートークで「撮りはじめると現場で監督しながら演者をするのは難しかった」ということも話されており、某Y田J一監督に手伝ってもらったとか。(某?)

3本目「ことことコトデン」

3本目はさぬき映画祭でショートコンテスト第2位の作品、「ことことコトデン」。 「想いのこり」に続いて、沙倉ゆうのさん主演、矢口恭平さん、中越恵美さん出演。
”続いて”と書いたけれど、こちらの作品のほうが撮影された時期は先だったはず。

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CGの力を一切使わない、HG(編集の技術)を駆使したタイムリープもの。
タイムリープって何?って人は「時かけ」とか見ましょう。僕、観てないけど。
時をかける少女 期間限定スペシャルプライス版 [Blu-ray]

雑な作品説明すると、コトデン*2に乗っちゃうと、すぐ眠くなっちゃう女の子をゆうのさんが演じていて、電車の揺れでウトウト・・・ 目覚めると、ちょっと前の時間に戻って、同じ時間をコトデンの中でぐるぐる繰り返してしまうというもの。
そういえば、コメディ作品のゆうのさんを観るのは初めて。自分が知っている出演作、『拳銃と目玉焼』、『ごはん』、『SECRET PLAN』で演じた役は、おとなしい感じなのでとても新鮮。

普段のゆうのさんを知っているわけではないですが、交流会などでお話させてもらうと、とても明るいイメージなので、コメディ作品もいいじゃん!と思いました。
アフタートークで安田監督は「コトデン、一駅の区間が短いので撮影するのに苦労しました。あと、最初はお客さんの迷惑にならないよう撮ってたけど、最終的には関係なしにとってました。」のように話されてたと思う(うろ覚え)

そうそう、「ことことコトデン」の中で、短い時間で同じカットが2回流れるシーンがあって。
矢口恭平さんの短い台詞のあと、次のシーンじゃなくて、また同じシーン・・・わずかな瞬間、デジャヴの演出がされたようなシーンがあったんだけども、*3それを観たときね、ちょんハリの脳内に、チェルノブイリ級の電気が流れましたよ。ちょルノブイリですよ!*4

映画『マトリックス』、皆さんご存知ですか?知らない?あぁ、そうですか。

マトリックス*5では、マトリックスの世界、コンピューター、プログラムの世界に「書き換えが発生した」ことを表現するためにデジャヴュのシーンが使われていたんだけれど、「ことことコトデン」でも、その手法がとられたのでは!?ということを思ったわけです。
繰り返される『時間』が、ちょっとしたきっかけで違う『時間』の流れになる、ということを、このデジャヴで表現されているのでは! CGを使わず、編集手法だけでこういう演出をね!!ウッワー、水平思考ー!!横井軍平ー!!(???)

・・・と思っていたら、上映後の交流会で
安田監督「あれはただの編集ミスですwww」
ッッッツォーーーイイイ!!!

4本目「虹」

こちらも、さぬき映画祭出品作品(2018)。
ストーリーとしては、カメラマンの主人公が故郷の高松に帰り、亡くなった恋人に見せたかった景色を・・・

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・・・と、

ここまで書いたけど、実はあまり思い出せない。 *6

話の大筋は思い出せるんだけど、ん・・・?んーーー??
という感じで、もともと恋の話とか見ないタイプだからなのか、ちょっと自分の中で消化不良なのです。

うわーい、いくら思い出せなかったからといって、ここだけ書くこと短すぎィ!!
眼鏡かけたゆうのさんも可愛すぎィ!!

5本目「善通寺的な恋の始まりの物語」

さぬき映画祭2019 ショートコンテストグランプリ作品。

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1位「善通寺的な恋の始まりの物語」さぬき未来映画プロジェクト

やっべ、動画貼ったら説明するところなくなった。
「ことことコトデン」もモノローグ多めだったけれど、セリフのないところで演技をするのが大変だったそう。
同じ話を視点を変えてもう一回、みたいなお話が好きなので、ニコニコしてみてました。
善通寺のご本尊「薬師如来」の映像が割り込んでくるところも、安田監督らしくて面白かった。

6本目 「アナログ・タイムス」

最後は、SAKURA祭の目玉。本邦初公開のアナログ・タイムス。
感想書く前からアレですが、もう一回観たい。マジで。

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素敵ポイントがたくさんすぎるんで、何を書けばいいのかなー。
まず、映像が柔らかくて素敵。桜舞い散る中でのシーンも、ほんとにきれいで、ねぇ・・・。
堀内正美さん演じられる教授、素敵。どこか寂しい感じのするところ、にじみでる優しさがね、素敵なんですよ。
教授の、先立たれた妻への想いとかね・・・。
ゆうのさん演じる主人公の、亡き父への想いが、教授と出会って「あること」を経験して、どう移り変わっていくのかとか、本当に優しい作品なんですよ(語彙力がない自分を恨む)。

上映後、僕はもちろん泣いてたわけなんですがね。あらすじをうまく書けないし、ネタバレすることもない(&ネタバレできるほど鮮明におもいだせない)ので、また観る機会があれば、と思っております。*7


『アナログ・タイムス』予告編

アフタートークで秋武監督は「安田監督に照明をお願いしまして、普段撮る方の照明なんで、めちゃめちゃ撮りやすかったです。」と話されており、なんか職人の世界を覗いた気分になりました。

そして、これがシアターで観る平成最後(※5)の映画となったのでした。*8

おわりに

はい、いかがだったでしょうか。

今回の、「ショートフィルム6本のうち、4本で人死んでた」。

こういう書き方をすると、安田監督に怒られそうですが、ご本人も「人殺し過ぎ」発言をされているので、大丈夫でしょう。

なんとか、平成最後(※6)の更新をすることができた。

はい、平成最後(※7)をこれをいれて7回も使ってしまったよ。

今回は、「SAKURA祭」ということで(?)いろんな(役の)沙倉ゆうのさんを観ることが出来て、とても楽しかったわけです。

・・・ね!?「楽しかったです」なんて、小並(小学生並み)以下の感想でまとめたでしょ!?
だから最初に書いたじゃん!!そうなるよ!!って!!

あと、「SECRET PLAN」では幼さの残る感じだったゆうのさんが、「拳銃と目玉焼」、「ごはん」*9、「アナログ・タイムス」まで観てきて、どんどん素敵な女性になっていくところも、自分的にはお楽しみポイントでしたね。ふふふ・・・(鼻血を出しながら)
これからも、いろんな作品で活躍されますように・・・。(←ただのファンの言葉↑)

安田淳一監督の次回作「侍タイムスリッパ―」の公開*10も楽しみにしつつ、現場からは以上です。


今更気づいた。

さぬき映画祭のショートフィルムは、YouTubeからも観れることに・・・。*11

くっ・・・わざわざ説明要らんかった。
もう、今更書き直してる時間がないから、このままアップしますけどね。

とまぁ、こんな感じで平成が終わってしまうのですね。


2位「コトコトことでん」(河辺裕之)


3位「虹」(安田淳一)


1位「善通寺的な恋の始まりの物語」さぬき未来映画プロジェクト

*1:驚きが薄めになっている

*2:琴平電気鉄道

*3:伝わってる??

*4:なにそれ?

*5:マトリックスのことを説明する気は1ミリもない

*6:眼鏡かけたゆうのさんが可愛かったので、それが一番印象に残っている、というのもあるけれど

*7:そして『ごはん』の最終版もいつか円盤に…

*8:後日観たアイドルスナイパーNEOは、「劇場版」を撮るそうなので、カウントから外しています。

*9:どちらも、今回上映されてはいませんが

*10:令和何年になるのかなー?

*11:SAKURA祭で観たのは特別編集版なので、映画祭に出品されたものとは少し違う