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まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

【金メダル男】何かに挑戦し続けるすべての人に観てほしい

観に行った

前々から、ウッチャンこと内村光良監督作品を観たいなぁと思っていたものの、なかなか機会に恵まれず。

それが、内村光良監督作品としては3作目となる「金メダル男」で念願叶いました。

kinmedao.com

どんな映画?

「金メダル男」というタイトルから、金メダルを目指す男の物語かというと、そうではありません。

小学生のときに、徒競走で1番になり金メダルをもらった、そのときの高揚感に取りつかれ、「すべてにおいて一等賞」を目指す男のお話です。

全編を通してウッチャン節とでも言いましょうか、内村氏の「お笑い」*1が散りばめられています。

観てる人を嫌な気分にさせることが少ない、ウッチャンのコメディは、老若男女問わず楽しめると思います。

見どころ

知念君とウッチャン似すぎ

劇中では主人公の秋田泉一*2の中学生から20代の「ヤング泉一」を、Hey!Say!JUMPの知念侑李さんが、そして30代以降の「オトナ泉一」をウッチャンが演じています。

途中までは、「おぉ、似てるなぁ…」くらいの感じなんです。

が、ヤング泉一が歌舞伎の見得を切るシーンの顔は、まさにウッチャンそのもの!

あ、これ笑う犬とかでウッチャンが得意な奴だ!って。

似すぎて笑える、笑えるほど似てる、本当に同一人物なのでは?と思えるほど!


金メダル男 予告

↑問題の歌舞伎顔シーンが少し見れます。

土屋太鳳さんとの鳥のダンスが華麗すぎ

主人公泉一は、高校時代に「表現部」という部活動を始めます。

文学や絵画、そのほかのパフォーマンスにとどまらない、総合芸術?変わり者?アバンギャルド集団?の部活です。

その中で、後輩の横井みどり(土屋太鳳さん)との「鳥の求愛」をイメージしたダンスシーンがありました。

黄色ジャージの泉一と、イモジャージのみどりは鳥の羽を腕に付け、学校の中庭で舞います。

端から見ればバカなんですが、ジャニーズ知念×舞踊学専攻の土屋のダンスがとにかく華麗、そしてどこかエロスを感じさせます…。*3

ステップ、手のしなやかさ、カラダのキレ…プロが全力出すと、バカなダンスもこんなになるのか!と思うほどです。

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キャストが豪華&贅沢すぎ

この映画のキャストが、とても豪華です。

脇を固める、木村多江さん、平泉成さん、宮崎美子さんのほかにも、

ウッチャンが出演するNHK「LIFE!~人生に捧げるコント~」でもお馴染み、ムロツヨシさんや田中直樹さん(ココリコ)も名を連ねます。

そして、一番贅沢だなぁ、と思ったのが、竹中直人さん。

泉一が通う高校の校長役ですが、放ったセリフは「いいよぉー。」時間にしてわずか2秒ほどでしょうか。

なお、竹中さんに続いて長澤まさみさんも贅沢な使われ方でした。(2シーンくらい)

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金メダル男をさらに楽しむために

私、金メダル男が楽しみ過ぎて、原作本も読んでいきました。

原作ありきの映画については、「読んでから観るか」、「観てから読むか」と言われることがありますが、
「金メダル男」については、間違いなく「読んでから観る」ほうが楽しめます。

読んでるときから、泉一はウッチャンで脳内再生されるのですが、これがスクリーンで観ると、やはり内村監督の演出もあり、また違った輝きを放って見えるのです。

さらに、一度ストーリーが頭に入っているので、「こんな風に取ったのか!」とか、「ウッチャン節炸裂だな!」とか、ニコニコ、ニヤニヤしながら、作品をより深く楽しめます。

金メダル男 (中公文庫)

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すべての人にオススメしたい!

秋田泉一は一等賞にこだわり、いろんなことに手を出しては失敗し、挫折するんですが、あきらめません。

諦めなかったからといって、必ずうまくいくワケではないのですが、とにかく「何かに挑戦し続ける

そして、失敗した過去にとらわれない。*4

飽きっぽい、一つのことに集中できない、といえばマイナスな印象ですが、「一等賞になる」という部分だけはブレず、とにかく積極的に一等賞へ向けて挑戦し続ける姿には、なんだか「頑張れ!」とエールを送りたくなります。

僕なんか、どっちかといえば今は「浮き沈み」でいう「沈」んだ状態です。

でも、泉一を観ていると、また上を目指していこう!人生は、「今」というステージで終わるわけじゃなくて、まだ自分が頑張れる場所があるはずだ!と思えてくるのです。

この映画は、これから頑張っていこうという人、なんだか失敗しちゃったなぁ…という人、酸いも甘いも経験してきた人に、笑いと涙をもたらすでしょう。

まとめ

映画の冒頭で、喜劇王チャーリー・チャップリンの名言がスクリーンに映されます。

人生はクローズアップで見れば悲劇 ロングショットで見れば喜劇
-チャーリー・チャップリン

チャップリンのこの言葉通り*5、主人公の秋田泉一の半生は波乱に富んでいました。

上昇気流に乗れたかと思ったら、その次のシーンでは地を這っていた。

意気揚々と手漕ぎのボートで太平洋にこぎ出でてみれば、すぐさま嵐に遭遇し難破、漂流します。

浮き沈みの激しい物語ですが、この映画のラストシーンで泉一はとある一等賞に輝きます。

冒頭からそこまでの紆余曲折を思い返すと、チャップリンの言葉がバッチリとハマってくるのです。

シーンによっては、悲劇もあるのですが、それさえもウッチャン特有の演出でコント仕立てになっていて、笑えます。

…あれ?これって、どっかで見たことあるような気がする…。

あ、NHKの「LIFE!~人生に捧げるコント~」だ。

映画なんですけど、長編のコント、あるいはコントが幾重にも連なって一つの映画を観ているような、そんな気にすらなってきます。

はい、泣いて笑って、ほんわかした気分で映画館を後にすることができました。

鑑賞日:2016年11月8日 11:40 @横浜ブルク13

現場からは、以上です。

おまけ

そうそう、最近はシベ少の舞台や、私立恵比寿中学の舞台「ガールズビジネスサテライト」にも出演した、デス電所の浅見紘至さんも出演されてます。

シベ少ファンとしても見逃せないですよ!

あと、ウッチャンのいとこ、アンチャンこと内村宏幸氏もブレーンとしてこの映画スタッフに名を連ねてます。

最近出した「ひねり出す力」もまた面白かったので、そのうち記事にします。

ひねり出す力 “たぶん

ひねり出す力 “たぶん"役立つサラリーマンLIFE! 術

*1:そして、映画へのこだわり!

*2:親が温でメイクラブしたら、発でデキたから

*3:エロスを感じたのは欲求不満なだけかもしれませんが

*4:割に、異性にはめっぽう弱く、たびたび失敗する学習能力のなさも目立ちますが

*5:チャップリンの次に出てくる言葉が、まさかのあの人