まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

7時間目:侮る無かれ、バイクのシミュレータ・・・ 【バイクの免許取るよ!身長160センチないけど。】

■前回の復習

クランクのコツは、視線、ニーグリップ、リアブレーキ、半クラッチ!!
坂道発進のコツも、視線、ニーグリップ、リアブレーキ、半クラッチ!!

クランクのコツは、視線、ニーグリップ、リアブレーキ、半クラッチ!!
坂道発進のコツも、視線、ニーグリップ、リアブレーキ、半クラッチ!!

大事なことは、何度だって書く。

photo by skinny coder

■やってきましたシミュレータ。

今回は、シミュレータ教習、ということで、教室内での技能教習です。

シミュレータといえども、バイク乗るときには必ずグローブ(軍手可)をしました。

ただ、ヘルメットは不要でした、そして短パンでもOK。

なぜなら転倒しないから(画面の中のバイクは転倒するよ)

シミュレータ教習は第1段階、第2段階合わせて4時間設定されてました。
思い返すと、全時間を通じて、主に交通法規と安全対策に重点が置かれてた気がしますです、ハイ。

そして、シミュレータ教習の1回め・・・やったこと、実はあまり覚えていないんだよね。
1回めは、スピードを上げてカーブを曲がるには?とか、バイクは、横風にあおられやすいとかだったかな。

■バイクのシミュレータ、見た目はアーケードゲーム

シミュレータの筐体にはHONDAの文字と、ウイングのロゴがありました。

HONDA謹製なんでしょうかね?

見た感じ、いつものってるCB400とほぼ同じ。 燃料タンクがプラスチックっぽかったのと、タイヤがついてない、ミラーがなかったくらいかな、違ったのは。

クラッチ握って、シフトペダルをガチャガチャやるのは、実車と同じ。

で、このシミュレータは、実際に走り出してスピードが上がると、前から風が吹いてくるんですよ。

フォオオオーーーンンという、なかなか大胆なファンの音とともに(笑)

そんでもって、操作ミスしたり、注意が足らずに事故ると、ドガシャァアアーン!!って音がなって、横倒しになった映像が映し出されます。

シミュレータとはいうものの、事故画面見ると、「あぁーー・・・。」ってなるね。

photo by Nicky Wilkes

■バイクの視界と、自動車の視界。

初回のシミュレータ教習ということで、導入部は二輪と四輪の特性、違いについて、そしてバイクとクルマでは視界の広がり方が違う、ということを学習。

教官いわく、バイクは縦方向に視界が広がり、クルマは横方向に視界が広がる、のだとか。

確かに、ヘルメット越しに直に見るのと、フロントガラス越しの景色というのは、ずいぶん違う。

視界の広がり方からして、バイクは意識的に横方向を注意しないと危ない。

ミラーだけではなく、顔毎向けないと見えない「死角」になる部分がおおいことも口酸っぱく言われた。

■バイクから見えない車。車から見えないバイク。

これは、誰しもが経験あるでしょう。公道を走ったことがある人なら。

一番見えないのが、交差点。

右折待ちしてる車の脇をすり抜けていくバイクと自動車の衝突事故が多いんだとか。

バイクからも、自動車からも、交差点ではお互いが見えないことが多いんですよね。

バイクにかぎらず、自転車もですけど。

自動車と違ってこっちは生身、しかもこけることを考えると、無理にすり抜けとかしなくていいや、と思ってしまいます。

すり抜けは、法的にも黒に近い灰色だとか?

■終わりに。

シミュレータは実車ではない。 でも、普段の技能教習とは違って、危険と隣り合わせということを、疑似体験することができる。

教習所内のコースであれば、極論を書いてしまえば「規定の動作を正しくできればいい」んだけど、
公道に出ると、交通法規に則って、「安全に走行するため」の知識を活用し、事故を予防するための注意を常にする必要がある。

しかし、二輪の教習で公道に出ることは、まずない。

だから、公道に出る前に、どのような危険があるのか把握しておく意味で、シミュレータ教習は重要だ。

ちなみに、シミュレータ内で起こる事故というのは、実際に起こった事故をもとにプログラムされている。(教官に教えてもらった。)


・・・で、こういう危険性を学んできたはずなのに、前が詰まった交差点で横をすり抜けていったり、大型車の後ろにくっついて走ったりするバイクが多いのはなぜだろう?

ライテクQ&A (エイムック 2896)

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