■前回の復習
スラロームもS字も、ニーグリップでバランスを取り、そしてフットブレーキ(リアブレーキ)で減速。
スラロームは立ち上がり時にアクセルを開けて、車体を起こす。
■狭いぞ、クランク。
S字のお次は、クランクです。
クランクは、狭い道に90度のカーブが連続するコース。
S字と同じく、スピード勝負ではないので、早くなくていい。
気をつけるべきは、コース端っこにあるパイロンに当たらないこと。
そして、クランク内で足を着かないこと。
パイロンにあたったり、足を着いてしまうと、卒業検定が中止になるよ。(大幅な減点で済むところもあるのかな?)
ただし、クランクを曲がり終えて、接続する道路に出る際、安全確認のために一時停止する場合の足つきはOK(だと思う。なぜなら、卒業検定で減点されなかったから。)
■クランクを曲がるときのイメージ
クランクを曲がるときにイメージしたいのは、どのようなライン取りで走るか、ということ。
通常のカーブのように走ると、間違いなく後輪がカーブ内側のパイロンに接触してしまう。
では、どうするか?
カーブに少し深めに進入してまがる。これだ。
そして、スピードは出ていないので、バイクは傾けない。
自分は意識的にハンドルを切って曲がることを心がけた。
ただし、このときハンドルを切りすぎると、バイクが転倒してしまうので注意が必要だね。
そして、何より目線。
下に落とすと、こけやすくなります。
機関車卜ーマス(ウラーマス)になった気分で、
まるでヘッドライトに顔がついているかのように、
自分の進んでいく方向に顔を向けるといい。
追記:はまちさんより、カラダの向きも重要とのアドバイスを頂きました!
■クランクを曲がるときの減速について。
減速は、クランク進入時以外では、ほぼしなかったな。
クランク走行中は、速度が足りなければ、半クラッチを駆使して速度を足してやる、くらいの気持ちで走る。
速度が出すぎたと思ってしかたなく減速する際は、後輪ブレーキ、つまりフットブレーキを使っていた。
理由は簡単。
前ブレーキは制動力が強いため、どうしてもギクシャクしがち。
S字やスラロームと同じだね。
■坂道・・・発進!!
お次は坂道発進。
坂道で気をつけたいのは、エンストと、後退。
まずは手順。
1.坂道の途中で停車。このとき、フロント、リア両方のブレーキを使います。(当然ですが、停車時はクラッチレバーも握る。)
2.フロントのブレーキは離し、リアブレーキで停車状態を維持します。
3.2の状態のまま、アクセルを開けます。まだクラッチレバーは握ったままです。
4.ゆっくりクラッチをつなげていきます。
5.リアブレーキをゆっくり離しながら、発進します。
6.上りきったら、下り坂はエンジンブレーキを使いながら、進みます。
以上。
以上、って書いたけど、なれないうちは結構複雑だと思うよ。
複雑すぎると思ったら、平地での発進のときにイメトレしたらいいと思いますよ。
さて、この6つの手順のうち、一番キモとなるのが、4と5のクラッチ、リアブレーキの操作だろう。
■平地よりもナイーブなクラッチ操作。
平坦な道での発進時でもエンストしてしまうのに、坂道発進なんてできるのかな。
と、お嘆きのあなた。
案ずることなかれ。
4.5.の部分をもう少し詳しく書こう。
まずはアクセルを開けます。このとき、3000回転を目安にとかいわれているけども、多少多めにまわしとく、というか回してた。
そして、このときのエンジンの音を覚えておいてほしい。
メーターに頼らずとも、どれくらい回っているかが分かるようになると、発進がスムーズになるからだ。
あと、メーター見すぎると視線が落ちちゃうので。
視線は常に進む方向に、が原則ですよ。
さて、スロットルを回しながら、次に左手のクラッチレバーをゆっくり離していく。
おっと、まだリアブレーキは踏んだままですよ。
クラッチレバーがミートし始めると、ある現象が起こります。
フロントフォークが沈み、エンジン回転数が若干落ちます。(さらにエンジン音が明らかにかわる)
バイクが、「クンッ」て動きます。
これで半クラ状態が確認できます。
そうしたら、クラッチレバーと、アクセルはそのままで、フットブレーキをゆっくり離してみましょう。
* じわりと前に進んだ人
そのまま坂を上りきり、エンブレをかけながら下りましょう。
* するりと後ろに下がった人
エンジン回転数が足りない、あるいは半クラがあまい。
エンストしちゃうので、すぐさまクラッチ握る&リアブレーキを踏みましょう。
なお、卒業検定中に30センチ以上後退する、または4回以上エンスト、発進できないと、検定中止になったと思います(うろ覚え)
卒業検定通るためだけなら、気持ち多めにまわして、クラッチつないでいくとよいのではないでしょうか?
ついでに書くと、いくらまわしても、クラッチつながないと動かないので、びびってアクセル開度が少ないよりはいいと思いますぜ。
■クランクと坂道、どっちがむずい?
クランクかなぁ・・・?後々書きますけど、クランクで失敗してますから、ちょんハリ師匠は。
坂道発進でてこずることなかったよ。
むしろ坂道での停車のほうが難しかったよ。チビだからね!
でも、157センチあれば、教習所のCB400SFはまたがれます。
しかも!!ちょんハリ師匠は、ただチビなだけじゃないぞ!!
チビの上に、なんと胴が長いんだ!足よりも。
そして、「こぶ」はないけど、「こぶとりおじさん」なんだ。
ぽっちゃりさ。(書いてて悲しくなる)
そんな、160センチない低身長なワタクシでもクリアできましたので、平均的な体型の方には、苦もなくスイスイいけることかと存じます。
参考になれば幸いです。
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