まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

プログラマーになったはいいが・・・。 未経験プログラマー その24

できないことが多すぎた、レベル0のWEBプログラマー

2011年2月。

未経験から、なんとかWEBプログラマー職として、潜り込んだ自分。

プログラミングのスキルは、研修のお陰で順調について・・・

いなかった。

どうしたことだ?

目的意識を持って勉強すれば、プログラムだって、ちゃんと身につくと、こないだ書いたばっかりじゃないか。

いや、確かにそうなんだけどね。

圧倒的に足りないものがあったのよ。

反復練習でプログラムを覚える?

足りなかったのは、絶対的な回数。

例えば、毎朝、通勤、通学で使う道。

何十回、何百回と通った道。

今では、目をつぶって歩・・・くとこけたりして大変危ないので、目は開けたまま、注意も怠らず、よし、前進・・・じゃなくて、特に、「よし、この角を右に!」なんて意識しなくても、勝手に進むことができる。

これは、反復によって、通勤や通学に使う道順が体に染み付いているから、意識しなくても済むわけで。

2011年2月の段階では、まだこのレベルになるまで、自分に「プログラム言語」が浸透していなかった。

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自分のスタイルが出来上がるまでちょっとつらい。

ところで、ゲームセンターCXという番組はご存じだろうか。

ゲームセンターCX COMPLETE

ゲームセンターCX COMPLETE

よゐこ有野扮する有野課長が、名作ゲームに挑戦する番組だ。

この、有野課長の名言に、「パターン入った!」というのがある。

このパターンというのは、「必勝パターン」と解説されている。

プログラミングにも、必勝じゃないけど、お決まりのパターンみたいなものがある。

メールを送信するときには、このパターン。

画面に文字を表示するときには、このパターン。

データベースに接続するときはこのパターン。

そろそろ「パターン」がゲシュタルト崩壊おこしそう。

photo by dhyanji

↑の人が巻いているのはターバン。


「パターン」が身について、自分のプログラミングスタイルが形成されるまで。

さて。
未経験からプログラミングを初めた自分にとって、2つ目の壁がここだった。

とにかく、このパターン、何回も同じようなことを書かないと、すぐ忘れちゃうんだよね。

何回か使わないと、「パターン」も身につかないんだよ。

パターンが体に浸透するまでは、参考書を横に置いて、またはPHPマニュアルのサイトを見ながら、あーだこーだ格闘していた。

なんやかんや、二ヶ月以上はかかったかなぁ・・・。

「スタイル」の弊害

こんだけ声高に、早く「自分のスタイルを!」「パターンを!」と書いておいて申し訳ないけれど、「スタイル」を確立することにもデメリットはある。

あるんだなぁ、これが。

一度つかんだコツやスタイルというのはなかなか手放すのが難しい。

ついつい、それを使いがち、そればっかりになりやすい。

自分のスタイルで、勝手知ったるやりかたでプログラミングしたほうが、新たに習得するよりも、コストがかからないし。

あ、ここでのコストっていうのは、時間だったり、理解するための労力だったり、ね。
(頭のいい人は、理解するのに労力いらないか?)

あとは、↑みたいなコストがかかって「めんどくさい」って思うことが障害になって、結果として一つのやり方に固執したり。


新しい方法を受け入れるのが億劫に?

少し前に、自分の勤める会社に中途の人が入ってきた。

その人は、十年以上もプログラマーをやっていて、即戦力、と呼べる人だった。

でも、歳や経験を重ねると、自分のスタイルが出来上がってるからか、なかなか会社のやり方に合わせようとしなかったんだよ。

「自分は経験者、この方法がベストだ!」みたいなのが、体にこびりついて離れない。

まぁ、歳をとると、若い人に頭を下げて聞くってのが恥ずかしかったり、歳をとったなりの理由というのもあるんだろうけど。

とにかく、わが道を行っていた。

そのおかげで、柔軟性のないプログラムを書いて頂いて、バグの元になったり・・・、あぁ、そうか、そんなだから、十年以上もプログラミング一辺倒だったのかな・・・自分もそうならないように気を付けよう・・・と、思わず「人のふり見て~」の言葉を意識するくらいの反面教師ぶりだった。

こうなると、実はプログラマーとしては終わりなのかな。

だって、プログラミング言語なんて、生物(なまもの・いきもの)?、半生(はんなま)?みたいなものじゃんか。

未だにバージョンアップしている言語はいっぱいあって、新しい言語も出てきている。

やっぱり、技術者としては、常に新しい情報をバリバリ食べて、一応は理解していかないといけないと思うんだ。

いや、この業界で働き続けよう、仕事を増やそうとするなら、そうあるべきなんだ。

自分のスタイルに固執し過ぎると・・・

この道○年のベテランプログラマー、☓☓さんは、ずっと、自分のやり方にこだわってました。
あるときから、その「言語」では自分のスタイルが通用しなくなりました。 彼は新しいやり方についていけず、仕事がなくなりました。
彼はタヒにました。

なんて極端な例!いや、例としても破綻しているような文章だwww(自分で書いていて、草不可避フヒヒwww)

無いとは思うけど、何か一つのものにすがっていると、そんなこともあるかもしれないよ、ということ。

中途採用さんはどうすればよかった?

まずは、会社のルールに従うべきだったんだな。

自分の中にない、新しいルール、やり方のうえで、それまで築いた自分のスタイルを、 うまく合わせていければよかったんだと思う。

きっとね。


ところで・・・自分は一体、何の話を書こうとしてたんだっけ?

もはや記憶の彼方。

いつにも増してとりとめのない話でした。

「プチスキル」をかけ合わせて「レア人材」になる 一生食える「強み」のつくり方

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