まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

未経験からWEBプログラマーに転職した話。「職業訓練校終了。そして・・・」 その19

2010年10月。

職業訓練も終わり、早くも2週間が経とうとしていた。

たった2週間なのに、あの日々が懐かしい。

平塚の七夕にテンション上がって、無職なのにビール飲み漁ったり。

扇風機じいさんにイライラしたり。

駅前のスクラッチ売り場でスピードくじ買ったら、3000円当たったり。

うむ、懐かしい。もう、あの人達と昼飯食うことも無いんだなぁ。とか思うと、ますます。

職業訓練卒業時の就職率

正確なところはわからないが、15%いってたらいいほうだと思う。

卒業時には、決まっていない人がほとんどだったからだ。

WEBプログラマーや、WEBデザイナーになれた人ってのは、40人近い訓練生の中で、一人か二人だったな。

そりゃそうだよね。みんなほとんど皆勤賞で通学してたもんね。いつ就活してんの?「してないでしょ!!」ってくらいに、みんな通学してた。

大事だもんね、失業保険の満額給付。就活したら、その日の分、もらえないもんね。

そんなこんなで、自分も相変わらず無職のままだった。

photo by Sean MacEntee

職業訓練校卒業してWEB業界に

さて、訓練生から「WEB業界」への就職。これは、訓練校卒業時には多分一人くらいだったんだけど、2011年1月には、自分を入れると4人くらいになってた。

自分が訓練校で仲良くなった人たちは、何かしら「プログラミング」と関係ある仕事に就いていた。

ちなみに、俺が就活を始めたのは、10月も半ばを過ぎてから・・・。

実は、11月になるまでエントリーすらしていなかった。

それまで何をしていたかというと、10月の半ばに、4月に落ちた情報処理試験を再受験するため、そこそこ頑張って勉強していたのだ。

ごめん、嘘ついた。本当はあんまり頑張っていなくて、家に居づらいから、図書館行ったりして勉強する振りだけしていたwww

ま、結局合格したから万事OKだったわけだけど。

生まれて初めての就活。

実は、大学生の頃に就職活動をしたことがない。

よって、28歳にして人生初の就職活動をしたのだよ。

そんな人間でも就職できるんだから、普通の人なら転職なんて楽勝だろう・・・。

現在勤めている会社に採用されるまでに受けた会社は5社。

3社は都内。残りが県内。

都内の会社のうち、1社はマーケティング会社だった。

就活時にやったこと。

頑張って、履歴書と職務経歴書を書く。

本当にそれだけだ。あ、資格取得は別で考えてね。

履歴書書くときにやったことは、こうだ。

1.エントリーする会社のWEBサイトを見る。

2.「これは・・・!!」と思うところをピックアップ。

そして、履歴書に、

自分ならこういう働き方をしたい。
このビジネスは将来的にこうなるんじゃないか?ということを書く。

以上。

期間限定で「意識高い系無職」を演じてやったさ。
ま、前職の経験を、こういうふうに役立てたい、みたいなことも書いたような気がする。

とりあえず、履歴書と職務経歴書で落とされることはなかった。
エントリーした会社がたまたま良かっただけなのかもしれないけども。

SPIだっけ?みたいなこともやったけど、それは、適当にこなすに留めたwww。

そうそう、ある会社から面接に来てほしいという電話がかかってきた時のことを思い出した。

無職のくせに、面接断る。


ある日、携帯に見知らぬ番号から着信が。

俺「はい?」

??「ちょんまげさんですか?私株式会社○○で人事担当をしております、××と申します。」

俺「あっ!お電話ありがとうございます!!」

人事担当「早速ですが、面接に来ていただきたいと思い、お電話いたしました。」

俺「はい、ありがとうございます!」

人事担当「その前に、1点お伺いしたいのですが・・・」

俺「はい、なんでも答えます!」

人事担当「当社はWEBではなく、○○なシステムを作っておりますが、応募の際に間違いはなかったですか?」

俺「間違いというのは、なんでしょうか?」

人事担当「職業訓練校ではWEBデザイン、WEBプログラミングを学ばれたということですが・・・」

俺「はい、そのとおりですが・・・?」

人事担当「当社はWEBのような、趣味やお遊びではないシステムを作っておりまして。プロのシステムを組んでおりますが・・・問題無いですか?」

俺「!!??」


WEB業界ってお遊びの技術で成り立ってたのか?

なんだか知らないけど、カチンときたぞ。

「問題ないか?」だって?アリアリに決まっとる!!


俺「えーと、技術職ということで、応募はしましたが、御社の見識の狭さに失望いたしましたので、面接のお話については、辞退させていただけますでしょうか。

人事担当「えっ!!??」

鳩に豆鉄砲、いや、豆マシンガンを乱射してやった気分だった。

人事担当「辞退されるんですか!!??」

俺「はい、せっかくお電話頂いたにもかかわらず、申し訳ありません。あと、応募書類については、シュレッダーの上、廃棄をお願い致します。」

-ガチャリ。


こうして、担当者の一言に問題ありと感じた俺は、「問題アリアリアリアリアリーヴェ・デルチ!!」っつーことで、無職のくせに、一社蹴りましたwwww

どこで切れるかわからない、いや、どこからでもキレることができたんだ、無職の俺は。

今の俺はマジックカットみたいな気持ちだよ! どこからでもキレますってな -天才・柳沢教授の生活 より

どこでもよかったけど、納得できないことは納得できなかった。
そういう意味では、仕事の選り好みをしていたんだなぁ。

そんなことをしながらも、12月には内定をもらっていた。