まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

「そうだ、職業訓練校に行こう!」(通学編1)28歳、文系の俺が未経験からWEBプログラマーに転職した話。その12

2010年7月。

無事に職業訓練校の面接を突破した俺!!

まぁ、あれだけ「アッピール」したんだから、受かるのは当然といえば当然。

ちなみに、職業訓練校の面接に受かるための魔法のことばがあるんだけど、知りたい?

マジカル突き刺さる言葉なんで、気をつけてほしい。

photo by Mabacam

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職業訓練の面接官に刺さる?「魔法のことば」

もったいぶらずに書くけど、それは、

「すぐに就職します。」

就職に対する熱意をどれだけ面接官に伝えられるかだよ。

これは、就職できるか出来ないか、ということは関係ない。
あくまで面接用の詭弁です。
(言い切った)

とにかく、ただ技術を習得するだけじゃなくて、その先にある「就職」。

そういうことまで考えてるよ、と、激烈 炸裂 強烈 破裂 爆裂!!モーレツ!!に就労意欲をアッピールするのだ。

その言葉のほとんどがまやかしですが。

面接用に用意されたものですが。

ただし、まやかしだということは、一ミリも、一ナノメートルも、一ピコグラムだって悟られてはいけない。
前にも同じようなことを書いた。

・・・まやかしだとか、ほざいて職業訓練に受かる俺がいる一方で、Sさんのようないい人が面接に落ちて涙を飲む。

そんなことが、そんなことが・・・許されていいのか!?

・・・・・。

うん、まぁ、それは仕方ないよね。

俺、そのために備えたもの。俺、ボーイスカウトやってるけど、

「 Be prepared (そなえよつねに)」

これがモットーだもの。

しかも、実際3ヶ月以内に就職したから、嘘じゃないしね。

あとね、以前にも書いたけど、職業訓練校は、民間の学校が委託されてることもある。

その場合、職業訓練校を出て、どれだけ訓練生が就職できたかが重要になるわけで。
就職率が高ければ、今後も職業訓練校として、お上から「ご指名」いただくことが出来るでしょう?

となると、就職します!という熱意ある人や、必死な感じの人のほうが、

「ほよ?この人は就職に前向き?ほよよ?」

と、面接官も見てくれるさ。

大事なのは、「就職するため」に訓練校に行きたい、ということ。
技術の習得は、目的ではないからね。

おお、そうそう、ついでに書いておくと、前職が、学ぼうとしている訓練校のテーマに近すぎるのも良くないらしい。

どういうことか、極端な喩えをいうと、元WEBプログラマーが、WEBデザイン学びに来ました、とか。

今更ココに来て何学ぶの?
え?失業保険目的じゃねーの?

なんて思われたりもするのは当然ですからな。こういうのはNGみたい。
まぁ、Google先生とかで言われている情報でもあるけどね。

アツはナツいね。

さて、話を戻そうか。

時は2010年7月、平塚。七夕!!

今日は、訓練校の初日だ!!

久々の学校通いということもあって、ちょっとテンションが上がっていた。

うぉおおおおおお!!!!

お分かり頂けただろうか。とりあえず、「うぉおおおおおお!!!!」と書くことで、テンションの上がり具合を伝えようとしている、この文章力のなさを。

席は一番後ろ。

職業訓練校。そこでは名前を捨てて、お互いを番号、またはコードネームで呼び合う。

もちろん、うそだ。

・・・。

思わず、ブラウザを「そっ閉じ」したくなる気持ちをぐっと押さえて、この先も変わらぬご愛顧、よろしくお願いいたします。

専門学校の一室。
およそ30人の訓練生が集まっている。

教室を見回してみる。

20代後半から、50歳手前くらいまでの「無職男性」「無職女性」、数はわずかに女性のほうが多いだろうか。

理由はともあれ、職のない男女、こんなにいるもんなんだなぁ。
しみじみ思った。
(自分も、その「しみじみ分の1」ということはさておき。)

俺の席は、教壇から見て右奥。
壁側から二番目、真ん中の席だった。

入り口_[ WB ]

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☆□☆ 會■■

■ ← 俺
□ ← 他の受講生
☆ ← 仲良くなった人
WB ← ホワイトベースボード。

俺、多いな・・・。

□ ← 俺
■ ← 他の受講生
☆ ← 仲良くなった人
正しくは、こうだね。

そして、會。

オッサン?ジジイ?見た目には、ほぼおじいちゃんとしての開店準備が整っているが・・・。

なんだこのオッサン?ジジイ?、ギラギラしてやがる・・・。

見た目が?いや、そういうわけではない。

どことなくギラギラとしたオーラを感じられる。

一目見た瞬間、本能的に感じ取った。

「コイツとは仲良くなれない。」

このオッサン?ジジイこそが、後の「扇風機おじいちゃん」である。

続く。