前回から半月が経ち、4月になっていた。
ついに、ようやく、やっと!!!
晴れて自由の身。
先に脱出退職していた、元同期からは
「おつとめ、ご苦労様でした。」
と、声をかけられる始末。
そんだけひどい会社だったんだなー。
そりゃそうか、俺が入社してから退職するまでにやめてった人間、二桁いるもんな。
俺より後から入ってきて、やめていく、もしくはやめさせられた人もいたもんな。
早い人は、来て3日でクビだった・・・。
あと、○○が燃えて、ボーナス出なかったり。
思い出しながら書いてるけど、
・・・ブラック企業じゃね?
4月1日。
完全に、自由の身。
3月とはまた違った、解放感。
こんな清々しいことって、世の中にあるんだね?
こんな清々しさを味わえるなら、そのために就職→退職してもいいよ・・・。
・・・もろちん嘘だけど。(エイプリルフールだよ)
もう、俺の仕事は完璧に例のDQN新人君に任せた。
発つ鳥、後を濁さず。
それが社会人のマナーだ。そうだろう?
さて、2月に「基本情報技術者試験」の申込みをしていた自分。
一日3時間は勉強していた(平日のみ)。
無職のくせに、3時間って短くない?
いや、まあそうなんだけどさ、起きてからエンジンかかるまでが遅くって。
・・・しかし、勉強は勉強。
その甲斐あってか、試験まで残り二週間を残し、なんとか過去問、予想問題の点数が、コンスタントに7割を超えるようになっていた。
ちなみに、勉強法は、
覚える → 問題をやる。
これの繰り返し。
しかも、早く、多く、繰り返してやる。
この方法がベストかはよく知らないが、自分には合ってるみたいで、効果はあった。
なぜ「基本情報技術者」を選んだか。
順序がめちゃくちゃだが、そもそもなぜ、この「基本情報技術者」を選んだかについて書きたい。
1. 「国家試験」だから。
実はこの試験、経済産業大臣が認定し、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が行う、国家試験なのだ。
この試験に受かると、国から「コイツ、情報処理なかなか分かってまっせ」というお墨付きを貰えるのだ。
なぜか、バカボンのパパ口調になってしまったが、国からのお墨付きというのは、侮れない。
ま、独占資格ではないし、IT業界の人間や、情報処理に詳しい人達からは、あまり評価されない(できて当たり前)資格なんだと、後々知るのだが。
2. 「受験料」が安い。
基本情報技術者試験の受験料は、5,000円程度。
基本情報技術者の上位試験に、応用情報技術者試験、データベーススペシャリスト試験などもあるが、こちらも受験料は同じ。
なお、IPA以外で実施される情報処理関連の試験は大体1万円を超える。
基本情報技術者試験は、無職のおさいふにもやさしいのだ。
3. IT「初心者」「未経験」でも頑張れば取れる。
そらそうやで、頑張ったらなんでも取れるがな。人間根性やで!!
そんな声も聞こえてきそうだが、まぁまぁ、落ち着きたまえ、ボイズンガルズ(Boys & Girls)
基本情報技術者試験には、「論述」がない。
回答は選択式なのだよ。
万が一、全く歯がたたない問題が出てきても、手前が持ち合わせる運次第ではマークシートを埋めて、点数につなげることが出来る。
実は、「ITパスポート」という試験もあって、こちらも選択式。
ただ、試験のレベルは大学生や、新社会人がとるようなもので、基本情報技術者の下。
若者がとるならまだしも、こちとらオッサンというサービスの、
マジでキックオフ5秒前。
MK5。
MK5である!!!
なぜ、江田島平八っぽい口調になったかは置いておくとして、「中古社会人」が学生のノリでITパスポートとったら、マスマス見向きもされないんじゃないか。
いたずらに時間を費やし、苦労するだけで終わるだけじゃないか。
一言で言えば、徒労。
なお、IPAで実施される情報処理試験には、特に「この試験に受かっていないと、上位レベルの試験は受けられない」という制約はない。
国家試験で、
受験料もやすく、
経験の無い人間でも「情報処理にちょっと通じている」アピールできる。
経験もない自分に、最適だったのが、「基本情報技術者試験」だったのら。
以上の理由から、基本情報技術者を受けるにいたりました。
をオンにしましたさ。
勝負のときまであと3週間―。
結果は、果たして?
落ちました。
まさかの、結果を先に書いちゃうパターン!!
だから、タイトルが「はじめての」だったのか!!
コンスタントに7割超えてた俺に何があったのか??
次回、「トナリの席のマジキチくん」
ここで、ちょんハリ師匠からのお詫びがあります。
記事中に
「も ち ろ ん」
と書くところ、
「も ろ ち ん」
という下ネタをぶち込んでしまいました。
訂正せずに報告だけいたします。