まるでちょんまげハリウッド

ちょんはり師匠の生きざまを切り売りしています。

イチオシは転職体験記!それ以外は、いい歳したオッサンの反省です。反省はしますが、後悔はしていません。たぶん。

28歳、文系の俺が未経験からWEBプログラマーに転職した話。 「3.会社やめます。」

2010年、1月を迎えた。

年が変われば、モヤモヤしたココロを去年に置き去りに出来るのかと考える事もあったが、出社したらそうではなかった事に気づいた。
べっとり引きずっていた。

会社をやめたくて仕方なかった。

今日もぽちぽち、キーを叩く。

ぽちぽち。
ずるずる。
ぽちぽち。
ずるずる。
ぽちぽち。

ダラリと、気持ちが垂れ下がる。

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そして2月になろうとしていた。

どうやら、2月には人事考課があるらしい。

給料、ねぇ。

下がらなきゃいいな、と思うこともなかった。
だって、やめる気満々だったもの。

余談だが、この会社に勤め始めてそのとき、4年め。
ボーナスもらったのは6回だった気がする。
2回ほどもらいそこねている。

なぜもらいそこねたか?

1回めは、会社のある資産が火災で使い物にならなくなったため。

2回めのもらいそこねは、リーマン・ショックのせい。

人事考課の面接で、まさかの退職発言。

人事考課の面接の日。

人事「それでは、これから面接を始めたいと思います―」

「あのー、すいません、その前にお話が。」

人事「?なんでしょうか」

「3月いっぱいで退職させて下さい。」

寝耳に水、いや、寝耳にミミズをぶちこむ、くらいの発言だった。

人事「え?え?どういうことですか?」

人事考課の面接は、いつの間にか、「退職考え直しなさい面接」になっていた。

人事いわく、俺の働きは、確かに赤も出すが、
社内SE(つっても、コントロールパネルからサーバーいじったり、メルアド追加したりくらい)として残っていて欲しかったようだ。

「そんなもん、ちょっとマニュアル読めば、誰にだって、できますよ^q^」

他にも、「やりたいことがある」「職場とおい」「見つかったんです、他にやりたいことが」「とおいんです、職場」「今の仕事とは別のことに興味が・・・」と、たった二種類のことをバリエーションをつけて何回か言ったと思う。

一時間くらいかな。面接から解放された。

最終出社日も決まった。

退職は希望していた通り、3月末になった。
最終出社日は3月第二週の月曜日。

残り一ヶ月で、「変わりの人材を見つけてちょ」と、 無理難題を言った。

そして、2月も残すところ一週と少しになったところで、変わりの人材が見つかった。

退職まで あと3週間